【動物看護師監修】アレルギーが気になる愛犬にオススメのドッグフード10選

アレルギー対策 ドッグフード

実は人間と同じように、犬もドッグフードやオヤツに対してアレルギーがおきる可能性があります。

愛犬がアレルギーになった場合、アレルギーの原因とアレルゲンが含まれていないドッグフードやオヤツを選択する必要があります。また、アレルギーのない犬の場合もアレルゲンの少ないドッグフードやオヤツを選ぶことで、アレルギーになる可能性を減らすことが出来るでしょう。

今回はアレルギー対策が必要な犬のフードを選ぶポイントやアレルギー対策におすすめのドッグフードをご紹介します。

この記事がアレルギーのある愛犬のフード選びに迷っている方や愛犬のアレルギー対策を考えている方の参考になれば幸いです。

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【監修者】ban動物看護師
ペットトリミング・ドッグトレーニングの専門学校を卒業後、田舎の小さな動物病院で動物看護士として4年間勤務。全国に200店舗以上の店舗数をもつペットショップの本社にて3年間勤務したのち、現在は大好きなペットの分野を中心としたウェブライターとして活動している。

犬にもアレルギーがある?

アレルギーとは、本来ウイルスや細菌などの病原体が体へ侵入することを防ぐ免疫が食べ物や花粉といった体内に侵入しても無害なものへ対して過剰に反応している状態です。

犬も人間と同じように食べ物やハウスダスト、花粉などがアレルゲンとなりアレルギーになる可能性があります。

アレルギーを発症すると体をかゆがる、皮膚が赤くなる、下痢や嘔吐をするなど人間のアレルギーと似た症状が表れます。

近年ではペット用のアレルギー検査も可能なため、アレルギー症状がみられた場合はかかりつけの動物病院を受診することをおすすめします。

アレルギー対策が必要なワンちゃんのフードを選ぶポイント

アレルギー対策が必要な愛犬へのフードの選び方

アレルギー対策のドッグフードといっても、種類が多く何を選んだら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

アレルギー対策が必要な犬のフードを選ぶポイントを3つご紹介します。ドッグフードを選ぶ際は全て当てはまるものを選択するのがベストです。

①アレルゲンを使用したドッグフードを避ける

既にアレルギーのある犬はアレルゲンが使用されているドッグフードを避けることが大切です。主原料に記載のない場合でも、パッケージの裏面や側面の原材料には記載されている場合もあるため原材料欄をしっかりと確認してから購入しましょう

現在アレルギーのない犬の場合牛肉や小麦、乳製品などポピュラーな食材はアレルギーになりやすいといわれているためなるべく使用していないものを選びましょう。

②グルテンフリーのドッグフードを選択する

小麦や大麦、ライ麦などの穀物に含まれるグルテンはアレルギーになりやすい食材とされています。そのため、アレルギー対策としてドッグフードを選ぶ際は小麦や大麦、ライ麦などを使用していないグルテンフリーのドッグフードを選びましょう。

グルテンを含む穀物を一切使用しないグレインフリーのドッグフードを選択するのもおすすめです。

③原材料の種類が少ないドッグフードを選ぶ

原材料がシンプルで種類の少ないドッグフードの場合、アレルギー症状が出た際にどの食材が原因でアレルギーを発症しているのか見極めやすくなります。そのため、原材料の種類が少なく何を使用しているのか明確に記載されているドッグフードを選びましょう。

また、合成保存料や合成着色料など化学合成物質を使用しているドッグフードはアレルギーの原因となる可能性があるだけでなく健康にも被害を及ぼす可能性もあるため、無添加のドッグフードを選ぶと良いでしょう。

アレルギー対策おすすめドッグフード10選

それでは実際にどのようなドッグフードがアレルギー対策に効果があるのでしょうか。今回はペットショップやホームセンター、ネット通販などで気軽に購入が出来るアレルギー対策におすすめのドッグフードを10種類ご紹介します。

アレルゲンとなる物質は犬によって異なるため、既にアレルギーのある犬はアレルゲンが入っていないものを選択しましょう。

No商品名価格/内容量評価特徴購入サイト原産国

ACANA
¥1,628(税込)/340g★★★★★主原料に新鮮な魚のみを使用。米、トウモロコシ、小麦などの穀物不使用。GREEN DOGカナダ

Super Gold
¥1,892(税込)/800g★★★★★主原料に魚とポテトを使用かつグレインフリー。便の臭いをやわらげる。Amazonアメリカ

カナガン
¥5,456(税込)/2kg★★★★★主原料に高品質のターキーを使用歯の健康をサポート。公式サイトイギリス

ナチュラル チョイス™
¥4,078(税込)/2kg★★★★主原料に馬肉を使用。玄米で腸内環境をサポート。公式通販アメリカ

アランズ ナチュラル
[通常価格]
¥4,708(税込)/2kg
[定期価格]
¥4,237(税込)/2kg
★★★★主原料に新鮮なラム肉を使用。
イギリスのペットフード専門工場で製造。
公式サイトイギリス

うまか
<初回特別価格>
¥3,278(税込)/1.5kg
<通常価格>
¥5,478(税込)/1.5kg
★★★★主原料に九州産華味鳥を100%使用。原材料は国産素材がメイン
でヒューマングレード以上の品質。
公式サイト日本

ヤムヤムヤム
¥382(税込)/80g★★★★鶏肉、魚、馬肉3種の主原料から選択可能。ドライ、やわらかドライ、ジュレと種類が豊富。GREEN DOG日本

エッセンシャル
¥4,708(税込)/1.8kg★★★★魚介類が77%配合。食物アレルギー対応レシピを採用。公式サイトイギリス

ブッチ
<通常価格>
¥1,430(税込)/800g
<定期価格>
¥1,287(税込)/800g
★★★★水分含有量70%。犬と猫の総合栄養食。公式通販ニュージーランド

アイムス
¥1,345(税込)/2.6kg★★★価格が良心的で大袋も用意されている。Amazonタイ

①うまか

出典:Amazon

価格<初回特別価格>
¥3,278(税込)/1.5kg
<通常価格>
¥5,478(税込)/1.5kg
内容量1.5kg
対応年齢全年齢
原産国日本

うまかは日本の国産ブランド鶏である九州産華味鳥を100%使用したヒューマングレードのドッグフードです。

主原料以外の原材料も国産の材料をメインに使用しており、品質の良さは獣医師もおすすめしています。無添加でノンオイルコーティングとなっているため、老廃物が体に溜まるリスクが少なくアレルギー対策としておすすめのドッグフードといえるでしょう。

また、ビフィズス菌やオリゴ糖なども配合されており愛犬の健康をトータルサポートしてくれるドッグフードとなっています。

②ACANA パシフィカ

出典:https://www.green-dog.com/shop/products/detail/ACANPFD5-00

価格¥1,628(税込)/340g
¥7,480(税込)/2kg
¥18,700(税込)/6kg
¥26,400(税込)/11.4kg
内容量340g/2kg /6kg /11.4kg
対応年齢全年齢
原産国カナダ

ACANA パシフィカは主原料にサバやイワシ、ニシンなど新鮮な天然魚のみを使用したドッグフードです。鶏肉や牛肉などの肉類は使用していないため、肉類にアレルギーをもつ愛犬に特におすすめです。

また、アレルゲンになりやすい米、トウモロコシ、小麦などの穀物は一切使用していないのも特徴です。穀物の代わりに豆類を使用することでアレルギーや血糖値に配慮したドッグフードとなっています。

②Super Gold フィッシュ&ポテト

出典:https://www.morinyu-pet.com/products/dog/fish-potato-puppy-adult/

価格¥1,892(税込)/800g
¥2,691(税込)/2.4kg
¥6,355(税込)/7.5kg
内容量800g/2.4kg/7.5kg
対応年齢全年齢
原産国アメリカ

Super Gold フィッシュ&ポテトはアレルゲンになりにくいとされている魚とポテトを主原料に使用したドッグフードです。穀物を使用しないグレインフリーのドッグフードとなっているため、穀物にアレルギーのある犬も安心して食べることができます。

便の臭いやわらげるユッカ抽出物を配合しているため、愛犬の便の臭いが軽減されるのも嬉しいポイントです。

③カナガンデンタルドッグフード 

出典:https://laetitien.co.jp/products/dogfood/canagandogfood_dental/

価格¥5,456(税込)/2kg
内容量2kg
対応年齢全年齢
原産国イギリス

カナガンデンタルドッグフード は主原料に新鮮なターキー生肉をたっぷりと使用したドッグフードです。

犬は牛肉や鶏肉など比較的ポピュラーな肉類でアレルギーになりやすいため、ターキーを主原料に使用しているカナガンデンタルドッグフードはアレルギーが発症する可能性は低いでしょう。

また、歯のケアサポートを行うことができるプロデン・プラークオフを配合しているため、ドッグフードを食べながら歯の健康をサポートしてくれます。

④ニュートロ ナチュラル チョイス 鹿肉&玄米

出典:https://nutro.jp/dogfood/natural_choice/products/110314-2/

価格¥4,078(税込)/2kg
内容量2kg
対応年齢生後8ヵ月齢以上
原産国アメリカ

ナチュラル チョイス 鹿肉&玄米は高タンパク低脂質な鹿肉を主原料に使用したドッグフードです。鹿肉は一般的なドッグフードに使用されることが少ないため、アレルゲンになりづらいとされておりアレルギー対策におすすめの主原料です。

また、玄米を使用することで腸内環境のサポートも行ってくれるのでお腹を壊しやすい子にぴったりのドッグフードといえるでしょう。

ニュートロ

⑤アランズ ナチュラル

出典:Amazon

価格<通常価格>
¥4,708(税込)/2kg
<定期価格>
¥4,237(税込)/2kg
内容量2kg
対応年齢全年齢
原産国イギリス

アランズ ナチュラルはアレルギーになりやすいとされている穀物や乳製品、牛肉、豚肉を不使用のアレルギーに配慮したドッグフードです。主原料には高品質のラム肉を使用しており、厳選された自然食材のみを使用しているため安心して愛犬に与えることが出来るでしょう。

欧州ペットフード工業会連合の厳しい基準をクリアしたイギリスのペットフード専門工場で生産されているため、品質管理が徹底されているドッグフードとなっています。

⑦ヤムヤムヤム

出典:https://www.green-dog.com/shop/products/detail/WTGDYCY1-00

価格¥382(税込)/80g
内容量80g
対応年齢全年齢
原産国日本

ヤムヤムヤムはペットサロンや動物病院などペットに関する様々なサポートを行っている株式会社ColorZooが開発したドッグフードです。

主原料は鶏肉、魚、馬肉の3種類が用意されているため、アレルギーのある犬も安心して食べることが出来るでしょう。また、原材料の穀物や野菜は契約農家で育てたヒューマングレードのものを使用しています。

ドライタイプとやわらかドライタイプの2種類が用意されているため、ドライフードが苦手な犬も安心です。それでも食べない子はトッピングとして使用可能なジュレタイプが用意されているのも嬉しいポイントです。

⑧エッセンシャルドッグフード

出典:https://laetitien.co.jp/products/dogfood/essentialdogfood/

価格¥4,708(税込)/1.8kg
内容量1.8kg
対応年齢1歳以上
原産国イギリス

エッセンシャルドッグフードは鶏肉、豚肉、牛肉、穀物、トウモロコシ、大豆、乳製品不使用の食物アレルギー対応レシピを採用しています。

主原料には生サーモンや乾燥ニシン、生白身魚など魚介類を77%配合しているため、高タンパク低カロリーなドッグフードとなっています。

アレルギーに配慮しながら美味しさを追求したドッグフードとなっているため、アレルギーのある愛犬にも食事の時間を楽しんでほしいという方におすすめです。

⑨ブッチ ブルーレーベル

出典:https://www.butch-japan.jp/products/bluelabel800

価格<通常価格>
¥1,430(税込)/800g
¥2,860(税込)/2kg
<定期価格>
¥1,287(税込)/800g
¥2,574(税込)/2kg
内容量800g/2kg
対応年齢全年齢
原産国ニュージーランド

ブッチ ブルーレーベルは主原料に鶏肉と魚をたっぷりと使用したドッグフードです。犬と猫の両方が総合栄養食として食べることのできるフードとなっているため、犬と猫の両方を飼っておりどちらかにアレルギーがあるという方はブッチ ブルーレーベルがおすすめです。

本来肉食である犬と猫のために、生肉と同等の栄養成分と水分含有量を実現しているため、食いつきはバッチリです。

水分量が全体の約70%となっているため、水をなかなか飲みたがらない愛犬もブッチを食べることで水分補給ができるでしょう。

今なら、当サイトから購入すると1本分無料の価格でお試し可能です!ペットショップや店頭で買うよりお得な上に、よくある定期縛りもないので安心です。

⑩アイムス ラム&ライス

出典:https://www.iams.jp/dog-food/product/adult/

価格¥1,345(税込)/2.6kg
¥2,500(税込)/5kg
¥5,518(税込)/8kg
¥4,564(税込)/12kg
内容量2.6kg/5kg/8kg/12kg
対応年齢成犬用
原産国タイ

アイムス ラム&ライスは、原材料にラムと米を使用したドッグフードです。アイムスの一番の特徴は価格が良心的であるという事です。できるだけ価格を抑えながら、愛犬にアレルギー対策を行いたいという方におすすめです。

注意点としてはラム&ライスでもチキン成分を配合しているため、鶏肉アレルギーのある犬には与えないようにしましょう。

まとめ

アレルギー対策には牛肉や鶏肉、乳製品などポピュラーな食材以外を使用したドッグフード選びを行いましょう。

また、アレルギーは一つの食材を過剰に摂取した場合も発症する可能性があります。そのため、どの食べ物にもアレルギーがない犬であれば、鹿肉が主原料のドッグフードの次は魚が主原料のドッグフードを与えるなど、さまざまな主原料のドッグフードを与えるのもアレルギー対策には効果的といわれています。

現在アレルギーがある子はもちろん、アレルギーがない子もアレルギー対策を行うことで食事の時間がより楽しいものとなるでしょう。

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ペットトリミング・ドッグトレーニングの専門学校を卒業後、田舎の小さな動物病院で動物看護士として4年間勤務。全国に200店舗以上の店舗数をもつペットショップの本社にて3年間勤務したのち、現在は大好きなペットの分野を中心としたウェブライターとして活動している。