アイムスは、手ごろな価格と高品質を持ち合わせたドッグフードとして多くの飼い主の支持を得ています。また、愛犬のステージに合わせた豊富なドッグフードのバリエーションで愛犬の毎日の健康維持を最優先に考えているドッグフードともいえるでしょう。
本記事では、多くの飼い主から支持を得ているアイムスの基本情報・良い評判と悪い評判、さらに実際に愛犬にアイムスを与えたことのある筆者の体験談も合わせて紹介しましょう。
目次 -INDEX-
アイムスドッグフードの基本情報
商品名 | アイムス・チキン・成犬用 |
価格 | 1,168円(税込) |
内容量 | 1.2㎏ |
100gあたりの価格 | 97円 |
100gあたりのカロリー | 365cal |
主原材料 | 肉類(チキンミール、家禽ミール)、小麦、とうもろこし、大麦、チキンオイル |
原産国 | タイ |
ラフステージ | 成犬用 |
粒の大きさ | 小粒 |
粒の硬さ | 硬め |
販売会社 | マース・ジャパン・リミテッド |
アイムスには、子犬用・成犬用・シニア用とライフステージや体重管理など15種類のバリエーションがあります。本項目で紹介している「アイムス・チキン・成犬用」は、アイムスの中でも最も多くの飼い主に愛用されているといえるでしょう。
アイムス・チキン・成犬用は、肉類としてチキンミールや家禽ミールが使用されています。アイムス・チキン・成犬用のタンパク質量は24%以上あり、手ごろな価格帯のドッグフードの中では比較的高い含有量といえます。また、タンパク質の含有量が高いにもかかわらず、アイムス・チキン・成犬用は低カロリーであることが特徴です。
*価格はAmazonを参考にしています。
アイムスドッグフードのこだわり

アイムスは、1946年、ポール・F・アイムスによって設立されたペットフードの会社によって「犬や猫の健康維持のために最先端の栄養与える」ことができる最高品質のドッグフードとして販売されています。
本章では、アイムスのこだわりを3つ紹介しましょう。
適切な食事によるペットの健康管理
アイムスは食事の管理を適切に行うことが犬の健康維持には不可欠であるという理念の下、ドッグフードを提供しています。
アイムスのこだわりは、長年にわたって犬の健康を追求してきたアイムスだからこそ筋肉・免疫・腸内環境はもちろん歯垢除去や体重管理までを視野に入れ、犬の健康維持に必要な栄養を摂取できるという栄養哲学を大切にするということです。
世界のペットの健康向上に寄与する
アイムスは、世界で初めて動物性タンパク質を主原料として1950年代にドッグフードを開発・販売したドッグフード界のパイオニア的ブランドです。
また、ライフステージごとにドッグフードのレシピを変え、年齢に即した栄養バランスのドッグフードを販売したことでも知られているといえるでしょう。アイムスは、現在まで世界のペットの健康向上を目的として、さまざまな研究を行い寄与し続けています。
真に品質の良い製品こそ基本である
アイムスは高品質のドッグフードにこだわり、「品質こそがアイムスの基本である」という信念をもってドッグフードを提供し続けています。
アイムスのドッグフードに使用される原材料は、すべて品質にこだわり犬にとって悪影響を及ぼす可能性のある材料は使用しないというコンセプトを持っているといえるでしょう。
アイムスドッグフードの良い評判・口コミと悪い評判・口コミ

アイムスドッグフードは、手頃な価格で高品質であるということから多くの飼い主に愛用されているドッグフードといえるでしょう。ただ、アイムスドッグフードには、悪い評判があることも事実です。
本項目では、愛犬にアイムスドッグフードを与えている飼い主の良い評判・口コミと悪い評判・口コミを紹介します。
アイムスドッグフードの良い評判・口コミ
2匹のトイプードルはこのフードが大好きであっという間に完食します。袋のままだと閉じるのが難しく虫の侵入や湿気も心配なので、ダイソーで買った密閉できるタッパーにシリカゲルを入れ保存しています。3つで8キロが丁度入ります。重いので定期便に。玄関先まで届けてくださり大変助かっています。
引用元:Amazonの口コミ
我が家の代々七頭目の犬で、パピヨンです。代々ずっとアイムスです。安からず、高からずで、以前ラブラドールを飼った時に、盲導犬協会でもこのアイムスを使用していて、今ではもっと良い餌が沢山出て来ていますが、何か安心してあげられるので、これにしてます。年齢により、アイムスの中で買い換えていきたいと考えております。
引用元:Amazonの口コミ
うちのわんこたちが嬉しそうに食べてます。消化もよいみたいで毎日快便です
引用元:Amazonの口コミ
アイムスドッグフードを与えている飼い主の口コミでは、コスパが良く品質も安心できるという書き込みが多くみられます。
また、愛犬の食いつきもよく、アイムスドッグフードしか愛犬が食べないという飼い主の投稿もあります。
アイムスドッグフードを愛犬に与えている飼い主は、愛犬の食べっぷりや健康状態にとても満足しているといえるでしょう。
アイムスドッグフードの悪い評判・口コミ
いつも食べていたドッグフードが値上がりしこちらに変えましたが、とにかく便の匂いが臭いです。
引用元:Amazonの口コミ
少しやわらかい便になったのも気になったのでまた別のフードに変えました。
安くて良かったのですが、うちの犬には合いませんでした。
成犬用 健康維持 ラム&ライス
引用元:Amazonの口コミ
餌が悪いとすぐに便が緩くなるので、健康いバランスを期待して購入しましたが、うちの子にはあいませんでした
すぐに便が緩くなり、数日後には下痢っぽくなったので別の餌に変更します
食いつきは普通でした
他の多くの方が書き込みされているように、新レシピに変更となってから品質に問題ありと思える。飼い犬に吐き戻しが時々あり、下痢がずーっと続いていた。獣医さんに診てもらったが、原因は不明で胃腸の薬を処方してもらっていたが処方薬がなくなってから、アイムスの商品レビューを読み、他社のフードに替えたところ、吐き戻しと下痢をしなくなっている。これだけ多くの犬の体調を悪化させる商品を販売するのは、販売者としての責任もあるのではないでしょうか。
引用元:Amazonの口コミ
アイムスドッグフードの悪い評判では食いつきにはあまり言及されていませんが、「軟便になった」「下痢をするようになった」「便のにおいがきつくなった」などの口コミが多くみられます。飼い主としては、愛犬の便状態が下痢や軟便となってしまうことはとても気になりますよね。
アイムスドッグフードの悪い口コミでは、ドッグフードの変更で便の状態も良くなったという口コミが多くみられます。
実際に購入していた筆者の体験談

筆者は、パグ・黒柴・ミックスの多頭飼いのため手ごろな価格で必要な栄養を摂取できるアイムスドッグフードを長年愛用していました。ただ筆者は、2032年4月に20年以上愛用し続けてきたアイムスドッグフードからほかのドッグフードへ変更しています。
本項目では、筆者がアイムスドッグフードを他社のドッグフードに変更した理由と変更後の愛犬の様子などの体験を紹介します。
変更した理由1:リニューアル後の原材料に不安を感じた
アイムスドッグフードは、2016年8月にレシピを大幅にリニューアルしています。アイムスドッグフードのリニューアル後、4,5年ほどは愛犬たちの健康状態も変わりなく食いつきもいいためドッグフードの原材料の変更はあまり気にならないものでした。
ただ、リニューアル後のアイムスドッグフードを与え続けていると、下痢気味・軟便になる子や皮膚炎が完治しない子、癌になる子もいました。
改めてリニューアル後のアイムスドッグフードの原材料を確認すると酸化防止剤にBHA・BHTが使用され、肉類もミールに変更になっています。はじめは「まさかドッグフードが原因」とは考えなかったのですが、原材料に大きな不安を感じたことがアイムスドッグフードをやめた理由のひとつです。
変更した理由2:原産国がドイツからタイに変更された
アイムスドッグフードは、リニューアルと同時に原産国がドイツからタイへ変更になっています。ペットフードに対する衛生管理などの規制が厳しいヨーロッパからタイへの原産国変更でしたが、当初はドッグフードの品質への影響はあまり感じられなかったといえます。
ただ、ここ数年、フードの中に本来あるはずのないオレンジやグリーンなどの色がついたドッグフードが混ざっていることが多くなっていました。
確かにほとんどのドッグフードの生産工場では同じ生産ラインで数種類のドッグフードが生産されていますが、明らかに違うフードが混ざっている状態が多くみられたことで生産工場の衛生管理に不安を感じたこともドッグフードを変更した理由です。
愛犬の現在の状況は?
アイムスドッグフードから他社のドッグフードに変更して大きく変わったことは、愛犬の被毛の脂っぽい感じがなくなったことです。また、便臭も改善され、犬臭さも軽減されています。さらに愛犬の便の状態も改善され、皮膚炎に悩まされて赤黒くなって被毛が抜けていた部分にも被毛がみられるようになっています。
愛犬の体調の変化の原因のすべてがドッグフードであるとは断言できませんが、筆者の愛犬にはリニューアル後のアイムスドッグフードはあわなかったということはいえるでしょう。
アイムスドッグフードをおすすめする飼い主は?

- コスパの良いドッグフードを探している
- 豊富なバリエーションがあるドッグフードを探している
アイムスドッグフードは動物性たんぱく質を多くドッグフードの中では手ごろな価格で購入することができるため、多頭飼いや大型犬などたくさんのドッグフードを消費する飼い主にはおすすめのドッグフードといえるでしょう。
また、アイムスドッグフードは、子犬用からシニア用まで多くのバリエーションがあるため愛犬のライフステージや健康状態に合わせたドッグフードを探している飼い主にもおすすめです。
アイムスドッグフードをおすすめできない飼い主は?

- アレルギーがある犬の飼い主
- 便が緩い・下痢しやすい犬の飼い主
アイムスドッグフードには、アレルゲンとなりやすい小麦やトウモロコシなどの穀物類がすべてのラインナップで使用されています。また、主原料となる動物性タンパク質もミール類が使用されており、原材料が明確ではないためアレルギーがある犬の飼い主にはおすすめできません。
また、アイムスドッグフードの口コミに、「便が緩くなった」「下痢になった」などの記載が顕在しているため、軟便や下痢気味など胃腸の弱い犬は避けた方がいいでしょう。
アイムスドッグフードの原材料と成分
肉類(チキンミール、家禽ミール)、小麦、とうもろこし、大麦、チキンオイル、植物性タンパク、家禽エキス、乾燥ビートパルプ、乾燥酵母、フィッシュオイル、STPP (トリポリリン酸塩)、フラクトオリゴ糖、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、K3、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)
素材成分 | |
タンパク質 | 24%以上 |
脂質 | 12.5%以上 |
粗繊維 | 4.0%以下 |
灰分 | 9.0%以下 |
水分 | 10%以下 |
アイムスドッグフードは、高品質の原材料を使用することをブランド理念として掲げています。では、現在のアイムスドッグフードの原材料には、どのような原料が使用されているのでしょうか?
アイムスドッグフード・チキンには動物性タンパク質が24%以上含まれており、主原料が動物性タンパク質である点は評価できるといえるでしょう。
また、アイムスドッグフード・チキンには乾燥酵母が配合されているため、腸の働きを助け免疫力アップの効果が期待できるといえるでしょう。アイムスドッグフード・チキンは、ミネラル類やビタミン類が含まれているため、犬の総合栄養食としての条件は満たしています。
注釈:原材料・成分はアイムスドッグフード・チキンのものです。
アイムスドッグフードに含まれる気になる成分はある?
- 人工添加物であるBHA、BHT、STPP (トリポリリン酸塩)を使用
- 肉類(チキンミール、家禽ミール)、家禽エキス
- 小麦・トウモロコシ・大麦
アイムスドッグフードには、人工添加物であるBHA、BHT、STPP (トリポリリン酸塩)が使用されています。
さらに主原料となる動物性タンパク質にはチキンミールや家禽ミールが使用されており、とくに家禽ミールや家禽エキスに関してはどのような家禽が使用されているのかが明記されていません。
また、アレルギーを起こしやすいといわれる小麦・トウモロコシ・大麦がすべてのラインナップで使用されている点が気になるところです。
注釈:アイムスドッグフード・チキンに含まれている気になる成分です。
アイムスドッグフードの購入方法

- ホームセンターやドラッグストアなどの一般小売店
- アマゾン・楽天市場・ヤフーショッピングなどのECサイト
アイムスドッグフードは、全国ほとんどのホームセンターやドラッグストアで販売されています。ただ、バリエーションの多いアイムスドッグフードのため、飼い主が欲しいアイムスドッグフードが店舗によっては販売されていない場合もあります。
アイムスドッグフードのすべてのバリエーションの中からじっくりと愛犬にあったドッグフードを選びたい飼い主には、アマゾン・楽天市場・ヤフーショッピングなどのECサイトで購入することをおすすめします。
アイムスドッグフードのバリエーション

- 子犬用
- 成犬用・健康維持(チキン、ラム&ライス)
- 成犬用・体重管理(チキン小粒・チキン中粒・ラム&ライス)
- 成犬用(小型犬用・チキン)
- 7歳以上用・健康サポート(チキン小粒・チキン中粒・ラム&ライス小粒)
- 7歳以上用・体重管理(チキン小粒)
- 7歳以上用・小型犬用(チキン小粒)
- 11歳以上用・毎日の健康(チキン小粒)
- 14歳以上用・いつまでも健康維持(チキン小粒)
アイムスドッグフードの最大の特徴は、それぞれのライフステージに応じたレシピのドッグフードがあることでしょう。
アイムスドッグフードの豊富なバリエーションのなかから、愛犬の年齢や体重などによって最良のドッグフードを選ぶことができます。とくに、口が小さい小型犬のためのドッグフードが用意されていることも、小型犬の飼い主にとってはうれしいですね。
アイムスドッグフードの良くある質問

多くのバリエーションがあるアイムスドッグフードには、ドッグフードの選び方やアレルギーに関することなどさまざまな質問が寄せられています。
本項目では、アイムスドッグフードに寄せれた質問の中から、3つの質問にお答えします。
アイムスドッグフードの評判まとめ

アイムスドッグフードは主原料に動物タンパク質を24%以上含み、ミネラル類やビタミン類を配合した総合栄養食としての基準は満たしているといえるでしょう。
また、アイムスドッグフードの価格はとても手ごろで多頭飼いや大型犬を飼育している飼い主にとっては、利用しやすく人気のドッグフードといえます。
ただ、原材料に使用されている材料の中には、どのようなものが使用されているのかが不明瞭なものがあります。そのため、不明瞭な原材料や人工添加物の使用が気になる飼い主には、おすすめできないドッグフードといえます。