マラセチア皮膚炎を発症してしまった愛犬が患部を痒がる様子を見ることは飼い主としてはとてもつらいものです。とくにマラセチア皮膚炎は、一度完治しても再発を繰り返す可能性がとても高い疾患といわれています。
飼い主としては、愛犬がマラセチア皮膚炎になりにくい体質に改善してあげたいと願いますよね。ここでは、マラセチア皮膚炎を発症しにくい体質に改善するサポートに最適なおすすめのドッグフードを10選紹介しましょう。
目次 -INDEX-
犬のマラセチア皮膚炎とは?
犬のマラセチア皮膚炎は、マラセチア真菌というカビの一種によって引き起こされる疾患です。ただマラセチア真菌は、犬の体につねに存在している常在菌のひとつで健康な犬ではマラセチア真菌が増殖することはありません。
マラセチア皮膚炎になった犬は、皮膚が赤くなる・耳や皮膚を痒がる・強い体臭がするなどの症状がみられます。とくに日本では梅雨の時期から夏にかけて湿度が高くなる季節に多く発症するといわれています。
マラセチア皮膚炎になる原因
マラセチア真菌はいつも犬の体に存在する菌のため犬の体から全くいなくなるということはありませんが、マラセチア真菌が何らかの理由で大量に増殖することで皮膚炎を発症します。
マラセチア真菌の餌となるのは犬の体から出る皮脂です。犬の皮膚コンデションが悪化し皮膚のバリア機能が低下することで皮脂の分泌量が多くなるとマラセチア真菌が増殖し、餌となる皮脂を分解・脂肪分解酵素の分泌などで体臭が強くなり皮膚に炎症を起こさせることになります。
また、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患やアレルギー性皮膚炎・脂漏症などの疾患が原因の場合もありますので、必ず獣医師の診断を受けましょう。
マラセチア皮膚炎の場合のドッグフードの選び方
マラセチア皮膚炎を完治させることができるドッグフードは現在ありません。ただ、マラセチア真菌の餌となる皮脂の分泌量のコントロールやアレルギーを起こしにくくすることができるドッグフードはあります。
ここではマラセチア皮膚炎になりにくい体質に改善するサポートをしてくれるドッグフードの選び方を紹介しましょう。
皮脂の分泌を抑えるフードを選ぶ
マラセチア皮膚炎の大きな原因が皮脂の分泌量の増加です。皮脂の分泌を抑えるためには皮膚バリア機能が回復し、皮膚の状態が正常に向かうことが必要になります。
犬の毎日の食事であるドッグフードでは皮膚の再生に不可欠の成分である良質のタンパク質が配合されていることが大切なため、ドッグフードを選ぶときにはどのようなタンパク質源を使用しているのかを確認しましょう。
また、かゆみを抑え皮脂の分泌をコントロールする作用のあるオメガ3脂肪酸や亜鉛などが配合されているフードがおすすめです。
アレルギーの原因になる原材料が入っていない
マラセチア皮膚炎では、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎から発症するケースが多くみられます。
そのため、マラセチア皮膚炎になりにくい体質を維持するためにもアレルゲンとなる原材料が入っていないドッグフードを選ぶといいでしょう。
とくに犬にとって重要な栄養素であるタンパク質は、皮膚バリア機能の維持や再生など重要な役割を果たすためアレルゲンとなりやすい牛・豚などの肉類や小麦などを使用していないかを確認しましょう。
免疫力を上げる栄養素が配合されている
マラセチア皮膚炎を発症する要因のひとつに免疫力の低下が考えられます。犬の免疫力をあげるためには消化吸収の良い良質のタンパク質を摂取するとともに、バランスよく配合されたオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を摂取することが大切です。
また、ドッグフードに配合されている有効成分を効率よく吸収するためには、腸内環境を整えることが大切です。犬の腸内環境を整える乳酸菌や食物繊維、オリゴ糖などが配合されているフードがおすすめです。
添加物不使用または不要な添加物が入っていない
マラセチア皮膚炎は、本来正常な皮膚の状態であれば発症することはありません。ただ、毎日の食事であるドッグフードの中に人工着色料や保存料などの添加物が含まれていることで犬の皮膚が正常な状態を維持できなくなっている可能性があります。
とくにマラセチア皮膚炎は皮膚トラブルを起こしやすい犬が発症しやすい傾向にあるため、毎日食べるドッグフードの中に必要ではない添加物などが含まれていないことが望ましいでしょう。
マラセチア皮膚炎におすすめのドッグフード10選
マラセチア皮膚炎を発症している愛犬には、アレルギーを起こしにくい低アレルギーで良質なタンパク質とオメガ3脂肪酸などの栄養成分がバランスよく配合されているドッグフードを与えることが望ましいといえます。
ここでは、マラセチア皮膚炎の犬におすすめのドッグフードを10選紹介しましょう。
No | 商品名 | 価格/内容量 | 評価 | 特徴 | 購入サイト | 原産国 |
---|---|---|---|---|---|---|
① | エッセンシャルドッグフード | ¥4,708(税込)/1.8kg | ★★★★★ | おもなタンパク質源が魚介類のグレインフリー・ドッグフード | 公式サイト | イギリス |
② | 馬肉自然づくり | ¥3,480(税込)/1kg | ★★★★★ | 高タンパク・低脂肪の馬肉をメインに使ったドッグフード | 公式サイト | 日本 |
③ | オリジン | ¥9,800(税込)/2kg | ★★★★★ | 6種類の新鮮な魚を85%以上使用したドッグフード | 公式サイト | アメリカ |
④ | ネイチャーズテイスト | ¥4,070(税込)/1.5kg | ★★★★ | カンガルーとサーモンをタンパク質として使用したドッグフード | 公式サイト | オーストラリア |
⑤ | 和漢みらいのドッグフード | ¥5,720(税込)/1kg | ★★★★ | 89種類の和漢とメインに生の鹿肉を使用したドッグフード | 公式サイト | 日本 |
⑥ | ヒルズ | ¥5,335(税込)/1.35kg | ★★★★ | 卵だけをタンパク質として使用したグレインフリーのドッグフード | 公式サイト | アメリカ |
⑦ | アランズナチュラル | ¥4,708(税込)/2kg | ★★★★ | ラム肉だけをタンパク質として使用したシンプルなレシピのドッグフード | 公式サイト | イギリス |
⑧ | メゾンドジビエ | ¥979(税込)/160g | ★★★★ | アレルギーフリーの食材を使用したリゾットタイプのフード | 公式サイト | 日本 |
⑨ | キアオラドッグ | ¥2,068(税込)/450g | ★★★ | ラム&サーモンの特徴 | 公式サイト | ニュージーランド |
⑩ | K9ナチュラル | ¥6,718(税込)/500g | ★★★ | ラム・フィーストの特徴 | 公式サイト |
①エッセンシャルドッグフード
価格 | ¥4,708(税込) |
内容量 | 1.8kg |
原材料 | 魚介類77.5%(生サーモン22%、生トラウト20%、乾燥ニシン18%、乾燥サーモン6%、サーモンオイル6%、生白身魚2%、生ニシン2%、サーモンスープ1.5%)、サツマイモ、エンドウ豆、卵、亜麻仁、アルファルファ、ジャガイモ、エンドウ豆繊維、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、グルコサミン、コンドロイチン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、クランベリー、アサイー、ブルーベリー、マルベリー、リンゴ、トマト、オレンジ、梨、ニンジン、ホウレンソウ、カリフラワー、海藻、マリーゴールド、朝鮮ニンジン、緑茶、ショウガ、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E) |
対応年齢 | 1歳以上 |
原産国 | イギリス |
エッシェンシャルドッグフードの最大の特徴は、メインであるタンパク質源がチキンなどの肉ではなく77%以上サーモンなどの魚介類であることでしょう。エッシェンシャルドッグフードは、魚介類をタンパク質源としながらじつにタンパク質が30%以上含まれています。
さらに、アレルギーを発症しにくくするために小麦やトウモロコシなどの穀物類を含まないグレインフリーのドッグフードです。
エッシェンシャルドッグフードは、魚介類が豊富に含まれているため皮膚炎などに効果が期待できるDHAやEPA、オメガ3・オメガ6脂肪酸などが多く含まれています。
さらにスーパーフードといわれるアサイーや緑茶カテキン、朝鮮ニンジンなども配合されています。
②馬肉自然づくり
価格 | ¥3,480(税込) |
内容量 | 1kg |
原材料 | 馬肉、鶏肉、玄米、大麦、黒米、きなこ、かつお粉、米ぬか、馬油、おから、ハト麦、たまご、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム |
対応年齢 | 成犬~ |
原産国 | 日本 |
馬肉自然づくりは、馬刺しの専門店がヒューマングレードの馬肉を使用して作っているプレミアムフードです。
馬肉自然づくりに使用されている馬肉は安全性が高く、高タンパク質で低脂肪という特徴があるため、マラセチアに悩む犬におすすめのドッグフードといえるでしょう。
また、飲む美容液といわれる馬油が配合されているため美しい毛並みとなることが期待できます。
さらに、馬肉自然づくりでは国産の野菜や黒米などを配合することでミネラルやビタミンが豊富に含まれています。ただ、グルテンフリーですが玄米などの穀物類が配合されてるため、穀物アレルギーがある犬は避けた方がいいでしょう。
③オリジン シックスフィッシュ
価格 | ¥9,800(税込) |
内容量 | 2kg |
原材料 | 生の丸ごとイワシ (18%), 生の丸ごとサバ (11%), 生の丸ごとヘイク (10%), 生カレイ(6%), 生の丸ごとメバル (6%), 生の丸ごとシタビラメ (6%),ディハイドレートサバ (5%), ディハイドレートニシン (5%), ディハイドレート白身魚 (5%), ディハイドレートイワシ (5%), ディハイドレートアオギス (4%), ニシン油 (4%), 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとエンドウ豆, 丸ごとヒヨコ豆, 丸ごと緑レンズ豆, レンズ豆繊維, 丸ごとピント豆, エンドウ豆スターチ, ヒマワリ油, 乾燥ケルプ, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮丸ごとズッキーニ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 乾燥チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮ビートの葉, 新鮮カブラ菜, 丸ごとクランベリー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベリー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ 酸化防止剤: 植物油から抽出したトコフェロール: 121mg, クエン酸: 40mg, ローズマリーエキス: 80mg 添加栄養素(1kgあたり): 3b606 (亜鉛: 75mg), 3b406 (銅: 11mg), 3a821 ビタミンB1: 9.8mg, 3a700 ビタミンE: 200 IU 添加腸球菌: 4b1707 エンテロコッカスフェシウム菌 NCIMB 10415 1×10^9 CFU |
対応年齢 | 全年齢 |
原産国 | アメリカ |
オリジンシックスフィッシュは、イワシ、サバ、カレイ、メバル、舌平目、ヘイクの新鮮な6種類の魚の身だけではなく内臓や骨などすべてを85%以上使用した高タンパク質ですが低脂肪のドッグフードです。
オリジンシックスフィッシュでは、家禽類などの肉類、卵、穀物を一切使用していないため、アレルギーで悩む愛犬にとくにおすすめのドッグフードといえるでしょう。
さらに魚に多く含まれている不飽和脂肪酸であるオメガ脂肪酸などがふんだんに配合されているため皮膚炎などの改善が期待できます。
④ネイチャーズテイスト ローアレルゲン
価格 | ¥4,070(税込) |
内容量 | 1.5kg |
原材料 | カンガルー、サーモン、エンドウ豆、タピオカ、ポテト、鶏脂※1、フィッシュオイル、ビール酵母、亜麻仁、エミューオイル、トマトミール、サツマイモ、ユッカエキス、グルコサミン、コンドロイチン、乾燥ケルプ、乾燥ニンジン、サメ軟骨、乾燥ブロッコリー、乾燥ブルーベリー、チコリー根、塩、緑茶、ローズマリーエキス ※1:ミックストコフェロール、ビタミンE、ローズマリーエキスで保存 <ビタミン類> 塩化コリン、塩化カリウム、ビタミンAアセテート、ビタミンD3補給物質、ビタミンE補給物質、ビタミンB12補給物質、リボフラビン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、葉酸、塩化ピリドキシン(ビタミンB6)、チアミン硝酸塩、D-ビオチン <ミネラル類> 酸化亜鉛、亜鉛(アミノ酸キレート)、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、マンガン(アミノ酸キレート)、銅(アミノ酸キレート)、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム、炭酸コバルト |
対応年齢 | 1歳以上 |
原産国 | オーストラリア |
ネイチャーズテイストローアレルゲンは、牛や鶏肉などのアレルゲンになりやすいタンパク源ではなくオーストラリア特有のカンガルー肉とサーモンを使用しているドッグフードです。
さらに、ネイチャーズテイストローアレルゲンは、アレルギーに配慮して小麦などの穀物を一切使用していなグレインフリーです。
また、化学添加物は使用せず天然素材だけで長期保存ができるように工夫されており、エミューオイルを加えることで酸化を防止し、皮膚や被毛を健康に保つ効果が期待できるでしょう。
⑤和漢みらいのドッグフード 皮ふアレルギー用
価格 | ¥5,720(税込) |
内容量 | 1kg |
原材料 | 生肉(鹿,魚),玄米,大麦,国産雑節サツマイモ,菜種油,胡麻,米ぬか,卵殻カルシウム,和漢植物【紅豆杉,枇杷の葉,ハトムギ,桑の葉,甜茶,エキナセア,ニンドウ,南蛮の毛,サラシア,スギナ,陳皮,スピルリナ,黒豆,バイキセイ,麻(ヘンプ),ザクロ,イチョウ葉,大棗(ナツメ),延命草,ユーグレナ(ミドリムシ),プロポリス,菊の花,ケイヒ,ウコン,オルニチン,八角,当帰の葉,紅花,クコの実(ゴジベリー),田七人参,朝鮮人参,霊芝,冬虫夏草,ハナビラタケ,アガリクス,チャーガ(シベリア霊芝),山伏茸,タモギタケ,メシマコブ,マイタケ,カワラタケ,ノコギリヤシ,クランベリー,板藍根,シロキクラゲ,DHA,亜麻仁,ジャバラ,山芋,吉野葛,キバナオウギ,カミツレ,ドクダミ,大麦若葉,ガジュツ,サンシシ,チョウジ,ウイキョウ,生姜,ガイヨウ,サンザシ,ハス胚芽,ライフクシ,モリンガ,赤ブドウ葉,ケイケットウ,杜仲の葉,ゴカヒ,蝦夷ウコギ,ウラジロガシ,MSM,ギョクチク,グアバ葉,クロガリンダ,ヒハツ,菊芋,ケイ素(シリカ),ノニ果実,タヒボ(紫イペ),クマザサ,ヨモギ,コラーゲン,緑イ貝,ブルーベリー),海藻(フコイダン),イヌリン,セルロース】,サチャインチオイル,乳酸菌,オリゴ糖/グルコサミン,アルギニン,ヒアルロン酸,ロイシン,イソロイシン,バリン,リジン,メチオニン,タウリン,コリン,ビタミン類(E,B群,D3),ミネラル類(亜鉛,鉄) |
対応年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
和漢みらいのドッグフード皮膚アレルギー用は89種類の和漢を使用し、熟成したアレルギーが発症しにくい鹿肉をメインのタンパク質源として製造されているドッグフードです。
和漢みらいのドッグフードは、牛肉・鶏肉・小麦・トウモロコシ・卵・大豆・乳成分の7つのアレルゲンとなりやすい食材を使用せず、あえて玄米などの持つ穀物の良さを取り入れたレシピで製造されています。
また、和漢みらいのドッグフードは口腔ケアに取り組むことで腸内環境の改善をおこない、皮膚をはじめとする犬の健康を維持できるように工夫されてるといえるでしょう。
⑥ヒルズ オールスキンバリアエッグ&ライス
価格 | ¥5,335(税込) |
内容量 | 1.35kg |
原材料 | 玄米、米、全卵、米蛋白、大豆油、亜麻仁、チキンエキス(加水分解)、ビートパルプ、魚油、ココナッツ油、エンドウマメ、リンゴ、クランベリー、ニンジン、ブロッコリー、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、クロライド、ナトリウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、リポ酸、ローズマリー、クローブ油、ウコン抽出物、グレープフルーツ抽出物 |
対応年齢 | 成犬 |
原産国 | アメリカ |
ヒルズオールスキンバリアエッグ&ライスは動物タンパク質としてアレルギーを起こしやすい牛肉・豚肉などの肉類を使用せず、卵だけを使用したドッグフードです。
ヒルズオールスキンバリアエッグ&ライスでは小麦を使用しないグルテンフリーのドッグフードで、皮膚の健康を守る脂肪酸も含まれています。
ヒルズオールスキンバリアエッグ&ライスは、全犬種用ですが小粒のため小型犬や小粒サイズが好きな犬に適しています。
⑦アランズナチュラルドッグフード ラム
価格 | ¥4,708(税込) |
内容量 | 2kg |
原材料 | ラム 40%(生ラム肉 25%、乾燥ラム肉 10%、ラムオイル 4%、ラムグレイビー 1%)、サツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、野菜類、亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母 |
対応年齢 | 全年齢 |
原産国 | イギリス |
アランズナチュラルドッグフードラムは、厳選された9つの天然素材だけを使用してシンプルなレシピで製造されています。
アランズナチュラルドッグフードラムのタンパク質源は、高品質のラム肉だけ。アレルゲンとなりやすい牛肉・豚肉・乳製品・穀物は全く使用されていません。
アランズナチュラルドッグフードラムには、人工香料や着色料は使用されておらず、封を開けたときの匂いはラム肉本来の匂いです。
アランズナチュラルドッグフードラムは、余分なものは一切使用しないシンプルなレシピなので愛犬の皮膚や健康維持のために安心して与えることができるでしょう。
⑧メゾン・ド・ジビエ
価格 | ¥979(税込) |
内容量 | 160g(2個セット) |
原材料 | 鹿肉(九州産)、有機JAS玄米(茨城県産)、大根、キャベツ、にんじん、 こんにゃく寒天粉末(原材料すべて国産) |
対応年齢 | 全年齢 |
原産国 | 日本 |
メゾン・ド・ジビエは人の赤ちゃんの離乳食から発想を得、徹底してアレルゲンとなりやすい食材を省いた結果シンプルな原材料に行きつきアレルギーフリーのドッグフードとして製造されています。
メゾン・ド・ジビエは、ドライフードではなくリゾットタイプのウェットフードなので水分が不足しがちな犬やシニア犬に最適といえるでしょう。
メゾン・ド・ジビエには九州産100%の鹿肉が使用されており、玄米や大根などの食材もすべて国産です。また、メゾン・ド・ジビエは臨床実験済みのドッグフードなので安心して愛犬に与えることができます。
⑨キアオラドッグ ラム&サーモン
価格 | ¥2,068(税込) |
内容量 | 450g |
原材料 | ラム生肉、生サーモン、ドライフィッシュ、えんどう豆、ポテト、全粒亜麻仁、鶏脂、天然フレーバー、乾燥ラム、フィッシュオイル、ビネガー、ミネラル類(塩化カリウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム)、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンEサプリメント、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)、リボフラビンサプリメント、チアミン硝酸塩(ビタミンB1)、ビタミンB12サプリメント、ビタミンAサプリメント、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンD3サプリメント)、タウリン |
対応年齢 | 全年齢 |
原産国 | ニュージーランド |
キアオラ・ラム&サーモンは、疫病がなく食材の安全基準が世界的にも厳しいといわれるニュージーランド産の大自然の中で放牧されて飼育した1歳未満の羊の肉とサーモンをタンパク質源としているドッグフードです。
キアオラ・ラム&サーモンに使用されている自然放牧で飼育したラムはオメガ3脂肪酸や鉄分を多く含んでおり、皮膚疾患などへの効果が期待できます。
キアオラ・ラム&サーモンでは、犬の食性を考えタンパク質源以外は最低限必要な野菜などの食材だけを使用しているため消化吸収が良いでしょう。
⑩K9ナチュラル ラム・フィースト
価格 | ¥6,718(税込) |
内容量 | 500g |
原材料 | 子羊肉、レバー(子羊)、心臓(子羊)、グリーントライプ(子羊)、血(子羊)、卵、脾臓(子羊)、腎臓(子羊)、骨(子羊)、ひまわり油、フラックスシードフレーク、昆布、ニュージーランド緑イ貝、かぼちゃ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、硫酸カリウム、乾燥昆布、りんご、洋なし、塩化ナトリウム、ビタミンE、プロティネイト亜鉛、プロティネイト鉄、酸化マグネシウム、セレン酵母、プロティネイト銅、プロティネイトマンガン、ベータカロチン、ビタミンB1、ビタミンD3 |
対応年齢 | 全年齢 |
原産国 | ニュージーランド |
K9ナチュラルラム・フィーストは、世界的にも高品質なニュージーランド産の子羊を主要なタンパク質源として肉以外に内臓や骨なども合わせて使用したドッグフードです。
自然放牧で飼育された子羊の肉には脂肪の燃焼を助けるL-カルニチンが豊富に含まれており、体が温まることでさらに代謝が良くなるといわれています。
また、K9ナチュラルラム・フィーストには、犬の習性を考慮し90%以上の肉類を使用しており、穀物・豆類・イモ類は使用されていません。
K9ナチュラルラム・フィーストに使用されている食材は、すべて自然由来でニューマングレードです。
マラセチア皮膚炎の治療法
マラセチア皮膚炎は、カビの一種であるマラセチア真菌によっておこる皮膚疾患です。まずは、マラセチア皮膚炎の可能性がある場合は、獣医師に相談し適切な方法で治療することが大切です。
ここでは、マラセチア皮膚炎の基本的な3つの治療法を紹介します。
食事を見直す
マラセチア皮膚炎の原因となるマラセチア真菌は、いつも犬の体にある常在菌です。マラセチア真菌は完全になくなることはありませんので、マラセチア真菌を増殖させないような食事を与えることが大切といえるでしょう。
マラセチア皮膚炎になってしまったときには、まずいつも犬に与えている食事の内容を見直すことが大切です。
まずは、毎日の食事に使用しているドッグフードの原材料を確認し、気になる成分が配合されているときはドッグフードを変更することをおすすめします。また、日ごろ与えているおやつも確認することを忘れないようにしましょう。
獣医師に薬を処方してもらう
マラセチア皮膚炎が発症した場合は、必ず獣医師の診断を受けましょう。犬にとってマラセチア皮膚炎は強い体臭とかゆみがあり、かなりのストレスとなってしまいます。まずは、獣医師に内服薬や塗薬などを処方してもらうといいでしょう。
ただ、マラセチア皮膚炎に出される薬はステロイド系がほとんどです。とくにステロイド系の内服薬では長期間使用することで肝機能が低下してしまう可能性があるため、定期的に肝臓機能のチェックが必要です。
薬用シャンプーでケアする
マラセチア皮膚炎では、2%クロルへキシジンとミコナゾールが配合されている薬用シャンプーで週2回シャンプーすることが最も有効な治療法です。
約3週間ほどマラセチア真菌を退治することができる薬用成分が配合されているシャンプーを使用することでマラセチア皮膚炎が改善されていきます。
ただ、シャンプーする回数が通常より多くなるので皮膚や被毛の保湿が大切になってくるため、獣医師に相談しながら保湿剤などを使用するといいでしょう。
犬のマラセチア皮膚炎は人にうつる?
基本的には犬のマラセチア皮膚炎は、人にはうつらないといわれています。たしかに人もマラセチアを常在菌として持っていますが、人のマラセチアと犬のマラセチアでは種類が違うため通常は犬から人へ移ることないのです。
ただ、犬のマラセチアが人に移ったという報告もあるため、とくに飼い主の免疫力が低下している場合は注意が必要です。
愛犬がマラセチア皮膚炎になっても飼い主にうつる可能性は低いですが、免疫力が低下しているときは手指の消毒を行うことをおすすめします。
マラセチア皮膚炎 ドッグフードまとめ
マラセチア皮膚炎は、皮膚の状態を健康に維持することで予防することができる疾患でもあります。
できるだけストレスのない環境で犬を飼育し、良質のタンパク質やオメガ3脂肪酸などの皮膚の健康維持に必要な栄養成分が配合されたドッグフードを与えることが大切です。
本記事で紹介したドッグフードはとくにマラセチア皮膚炎で悩んでいる飼い主のために、マラセチア皮膚炎の犬におすすめの厳選されたフードといえます。マラセチア皮膚炎の犬のためのドッグフード選びの参考になるといいですね。