愛犬が美味しそうに食べている姿は見ているこちらまで幸せな気持ちにさせてくれますよね。しかし、犬にとって肥満は様々な病気を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
食べることが大好きな犬にとって、オヤツやドッグフードも減らすのは何だか可哀想と感じてしまういう方も多いのではないでしょうか。
今回は食べることが大好きな愛犬におすすめのドッグフードと、減量を目指す犬のドッグフードを選ぶポイントについてお話します。この記事が肥満に悩むワンちゃんとその飼い主様の参考になれば幸いです。
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目次 -INDEX-
ダイエットに向いているドッグフードとは？
ダイエット用のドッグフードを選ぶ際は低脂質かつ高タンパクのドッグフードを選びましょう。鶏ささみやラム、牛もも、あじなどが低脂質＆高タンパクの食材とされています。
タンパク質はドライタイプのドッグフードの場合15～30％程度の割合で含まれているものがおすすめです。ドッグフードの裏面や側面に記載されているタンパク質の量をチェックすると良いでしょう。また、脂質に関しては抑えながら適度な摂取を行いましょう。
ペットショップやネット通販などではダイエット専用のドッグフードも数多く販売されています。それらの中から愛犬が気に入っているものや、現在食べているドッグフードのメーカーにダイエット用のものがあればそちらを選ぶのも良いかもしれません。
ダイエットを目指すワンちゃんのドッグフードを選ぶポイント
愛犬のダイエットをしたいけど、どのような基準でドッグフードを選んで良いか分からないという飼い主様も多くいらっしゃいます。
ダイエットを目指す愛犬のドッグフードを選ぶポイントを5つご紹介します。
ポイント①高タンパク・低脂質
前述のとおりダイエットを目指したドッグフードを選ぶ場合、高タンパク＆低脂肪のドッグフードを選ぶのは必須といっても過言ではありません。
ダイエットを目指している場合、タンパク質の割合は18～30％程度、脂質は5.5％程度のものを選ぶと良いでしょう。成分の割合はパッケージの側面や裏面に記載されている場合が多いので購入前に確認してみて下さい。
ポイント②カロリーを抑える
人間と同じく犬も摂取カロリーを抑えることで、ダイエット効果が期待できます。しかし、摂取カロリー量を減らすだけで行うダイエットはリバウンドしやすいだけでなく、健康にも悪影響を与えてしまう可能性があります。
ダイエット用のドッグフードを選ぶ場合も、普段のドッグフードを選ぶ際と同じように年齢や運動量、骨格にあったものを選ぶことが大切です。
また、パッケージに記載のあるフード量はあくまで目安となりますので、愛犬の体重を測定しながら愛犬に合った量を与えましょう。
ポイント③炭水化物を抑える
犬も人間と同じように炭水化物は肥満の原因となる場合が多いです。ダイエット中に与えるドッグフードは、炭水化物が少なめの物にするかお散歩などの普段の運動で消費できる量の炭水化物が入っているドッグフードを選ぶのがおすすめです。
また、ドッグフードに入っている炭水化物の中には様々な種類がありますが、低GI穀物を中心に使っているものを選ぶとダイエットにも効果的です。
ポイント④繊維質を含んでいる
ダイエット用のドッグフードには繊維質を多く含んでいるドッグフードがあります。繊維質は犬の胃の中で膨張して満腹感を得られるため、食いしん坊な犬には繊維質が多いドッグフードを選んであげましょう。
水溶性食物繊維として海藻類や果物が入っていると、食いしん坊な愛犬も満足してくれるかもしれません。
また、パッケージに食物繊維・ビートパルプと記載のある場合は、長期的に与えると体に悪影響がある原材料が使用されている可能性があるため避けた方が良いでしょう。
ポイント⑤安全性
例え体重が減るまでの間だけ食べるドッグフードであっても食の安全にはこだわったドッグフード選びを行いましょう。
高タンパク＆低脂質でカロリーが低いものだけでなく、主原料にどのようなタンパク質が使用されているか、危険な添加物は使用されていないかなどを確認することが大切です。
愛犬の体の一部となるドッグフードは、美味しく安心安全なものを選んであげたいですよね。
おすすめのドッグフード10選
| No. | 商品名 | 価格 | 特徴 | 主原料 | 対応年齢 | 粒サイズ |
| ① |  ロイヤルカナン | ¥6,473(4kg) | ・脂質31％カット、タンパク質28％で高タンパク＆低脂質 ・食物繊維19％配合で満足感がある | チキン | アダルト | 小粒 |
| ② |  サイエンスダイエット | ¥2,676(3.3kg) | ・食物繊維を豊富に配合 ・ビタミンEやビタミンCを配合し健康サポートを行う | チキン | 1～6歳 | 小粒 |
| ③ |  プリモ | ¥6,029(3kg) | ・低温・低圧にて製造 ・生肉をミンチ状にし、玄米粉やさつまいもに練りこんである ・国内で製造 | シーフード ビーフ チキン | シニア | 小粒 |
| ④ |  シュプレモ | ¥3,881(3kg) | ・独自の配合方法であるホリスティック・ブレンドを採用 ・皮膚・被毛の健康もサポート ・チキンやラム、サーモンをたっぷり使用し抜群の美味しさ | チキン | アダルト | 小粒 |
| ⑤ |  スーパーゴールド | ¥2,818(2.4kg) | ・魚とポテトがメインで低アレルギー ・グレインフリーで穀物不使用 ・合成保存料や合成着色料は不使用 | フィッシュ&ポテト | 成犬 シニア犬 | 中粒 |
| ⑥ |  ピッコロ | ¥5,412(1.5kg) | ・シニア犬のためのドッグフード ・チキンやサーモンが70％を占める ・クラフトオリゴ糖やさつまいもなど食物繊維たっぷり | チキン＆サーモン | シニア | 小粒 |
| ⑦ |  セレクトバランス | ¥3,850(3kg) | ・コエンザイムQ10配合で健康をサポート ・無着色・無香料で合成保存料無添加 ・脂肪分65％カット、カロリー19％カット、繊維質2.4倍 | シーフード ラム | アダルト | 小粒 |
| ⑧ |  アカナ | ¥4,250(2kg) | ・低GⅠ食材を使用 ・お肉が65％を占める高タンパクなドッグフード ・筋肉の維持もサポート | エッグ チキン | アダルト | 1cm程度 |
| ⑨ |  プロマネージ | ¥2,740(4kg) | ・お求めやすい価格 ・骨や筋肉、関節の健康もサポート ・店頭はもちろん通販でも購入可能 | チキン | アダルト | 小粒 |
| ⑩ |  ニュートロ | ¥5,052(4kg) | ・リノール酸と亜鉛を最適なバランスで配合 ・コンドロイチンやグルコサミンを豊富に含んだラム肉を使用 ・主原料にタンパク質を23％配合 | ラム&玄米 | 成犬 | 1cm程度 |
①ロイヤルカナン ミニライトウェイトケア
出典：Amazon
| 価格 | ¥6,473(4kg) |
| 対応年齢 | アダルト |
| 主原料 | チキン |
| 原産国 | フランス |
ロイヤルカナン ミニライトウェイトケアは、標準のロイヤルカナン製品に比べ脂肪を31％カットしたダイエット向けのドッグフードです。
脂質をカットしているだけでなく、タンパク質は28％以上配合されており高タンパクなドッグフードとなっているのも嬉しいポイントです。
食物繊維も19％入っているため低カロリーでありながら、食いしん坊な愛犬も満足感を得ることができるでしょう。
②サイエンスダイエットプロ 体重管理機能
出典：Amazon
| 価格 | ¥2,676(3.3kg) |
| 対応年齢 | 1～6歳 |
| 主原料 | チキン |
| 原産国 | アメリカ合衆国 |
こちらのフードの一番の特徴は食物繊維を豊富に配合し、食いしん坊な犬も満腹感を得られるように工夫がされています。
また、厳選された高品質なレバーやチキンなどのタンパク質を20％配合しており、高タンパク＆低脂質なドッグフードとなっています。
免疫力の維持をサポートするビタミンEやビタミンCもプラスされており、ダイエットをしながら愛犬の健康をしっかりとサポートしてくれるでしょう。
③プリモ
出典：Amazon
| 価格 | ¥6,029(3kg) |
| 対応年齢 | シニア |
| 主原料 | シーフード、ビーフ、チキン |
| 原産国 | 日本 |
プリモは生肉をミンチ状にし玄米粉やサツマイモなどと練りこみ、低温・低圧にて製造されているドッグフードです。そのため、より生食に近い自然派のドッグフードとなっているのが一番の特徴です。
またプリモは国内にて製造されており、注文後すぐに発送されるため新鮮な状態であることも嬉しいポイントです。ドッグフードの鮮度や原材料が気になる方には特におすすめのドッグフードといえるでしょう。
④シュプレモ 体重管理用
出典：Amazon
| 価格 | ¥3,881(3kg) |
| 対応年齢 | アダルト |
| 主原料 | チキン |
| 原産国 | アメリカ合衆国 |
シュプレモ 体重管理用は厳選された素材の栄養素や美味しさを活かす独自の配合方法である、ホリスティック・ブレンドを行うことで、おいしくダイエットが出来るドッグフードです。主原料にはチキンやラム、サーモンなどのタンパク質をたっぷりと使用しています。
また、脂質とカロリーを抑えながら、キレイな皮膚・被毛のサポートを行ってくれるのも嬉しいポイントです。
ダイエットが必要だけど、好き嫌いは激しいグルメな愛犬にピッタリなドッグフードといえるでしょう。
⑤スーパーゴールド フィッシュ＆ポテト
出典：Amazon
| 価格 | ¥2,818(2.4kg) |
| 対応年齢 | 成犬、シニア犬 |
| 主原料 | フィッシュ&ポテト |
| 原産国 | アメリカ合衆国 |
こちらは主原料に魚とポテトが使用されているドッグフードです。魚はタンパク質の中でもアレルゲンになりづらい原料とされているため、アレルギーの犬にも安心して与えることができます。
人工的な保存料や着色料は使用しておらず、ダイエットだけでなく愛犬の健康にも配慮されたドッグフードとなっています。
穀物を使用していないグレインフリーのドッグフードとなっているので、グレインフリーのダイエットフードを探している方やアレルギーが多い犬に特におすすめのドッグフードといえるでしょう。
⑥ピッコロ
出典：Amazon
| 価格 | ¥5,412(1.5kg) |
| 対応年齢 | シニア |
| 主原料 | チキン＆サーモン |
| 原産国 | イギリス |
シニア犬は運動量が減り寝ていることが増えるため、若い頃と同じ食事量を行っている場合でも徐々に体重が増加していく傾向にあります。ピッコロはそんなシニア犬のことを第一に考えた高タンパクで低脂質、低カロリーなドッグフードとなっています。
また食物繊維が豊富なクラフトオリゴ糖やサツマイモなどの野菜をたっぷり使用しているため、食べるのが好きな犬も満足してくれるでしょう。
主原料であるチキンとサーモンが原材料の70％を占めているため、ダイエットをしながら美味しい食事を楽しめるのも嬉しいポイントです。
今なら、当サイト経由で購入すると初回に限り20％オフになります！他通販サイトで買うよりお得な上に、よくある定期縛りもないので安心です。
⑦セレクトバランス スリム
出典：Amazon
| 価格 | ¥3,850(3kg) |
| 対応年齢 | アダルト |
| 主原料 | シーフード、ラム |
| 原産国 | アメリカ合衆国 |
セレクトバランス スリムは通常のセレクトバランスと比べ脂肪分を約65％カット、カロリーを約19％カットした低脂質・低カロリーなドッグフードとなっています。
繊維質を通常のセレクトバランスと比べ2.4倍含んでいるため、低カロリー低脂質でありながら食べることが好きな犬にも満足感を与えられるように工夫がされています。
セレクトバランススリムはダイエットに効果的なだけでなく、コエンザイムQ10を配合しているため健康な皮膚・被毛や免疫力の維持もサポートしてくれます。
無着色・無香料で合成保存料無添加なドッグフードとなっているため、安心して愛犬に与えることが出来るのも嬉しいポイントです。
⑧アカナ
出典：Amazon
| 価格 | ¥4,250(2kg) |
| 対応年齢 | アダルト |
| 主原料 | チキン |
| 原産国 | カナダ |
アカナは主原料であるお肉が約65％を占める高タンパクでありながら低GIの食材を使用し作られたドッグフードとなっています。低GIフードとは血糖値の上昇を緩やかにする効果があり、肥満や生活習慣病の予防や改善に効果的と言われています。
高タンパク＆低炭水化物、低カロリーなドッグフードとなっており、単純に体重を減らすだけが目的でなく、しっかりと筋肉をつけながら健康的にダイエットを行いたい方におすすめのドッグフードといえるでしょう。
⑨プロマネージ 体重管理用
出典：Amazon
| 価格 | ¥2,740(4kg) |
| 対応年齢 | アダルト |
| 主原料 | チキン |
| 原産国 | オーストラリア |
安い価格でありながらダイエットに効果的で健康のことも考えられているのがプロマネージ体重管理用です。通常のプロマネージより脂肪分を29％カットし、低カロリーなドッグフードとなっています。
骨や筋肉、関節の健康もサポートしてくれるため、ダイエットのためにお散歩量を増やそうと考えている方にもおすすめです。
ネット通販はもちろんペットショップやホームセンターなどの店頭でも気軽に手に入るのも嬉しいポイントです。
⑩ニュートロ ナチュラルチョイス 減量用
出典：Amazon
| 価格 | ¥5,052(4kg) |
| 対応年齢 | 成犬 |
| 主原料 | ラム&玄米 |
| 原産国 | アメリカ合衆国 |
タンパク質が23％以上配合されており、高タンパクかつ低脂質・低カロリーなドッグフードです。
主原料にはラムを使用しており、良質な動物性タンパク質を豊富に含んでいるため抜群のおいしさです。また、ラム肉はコンドロイチンやグルコサミンを豊富に含んでいるため、体重のかかる関節の健康維持もサポートしてくれます。
リノール酸と亜鉛を長年の研究によりたどりついた最適なバランスで配合し、皮膚・被毛の健康もサポートします。
愛犬の適正体重がわかる「BCS」とは
皆さんはBCSという言葉を耳にしたことはありますか。BCSとは見た目と触った感触で愛犬の肥満度を5段階で評価した数値を指します。
BCSは体重管理をする際の目安となるため、ダイエットを目指している犬もダイエットをしていない犬も定期的に測定してあげると良いでしょう。
BCS1
毛の短い犬であれば見た目で肋骨や骨盤などがハッキリと見える状態です。
触ると骨がゴツゴツとしており、脂肪が無いのがわかります。痩せすぎのため食べるのが好きな犬であればドッグフードを増やし、食べない犬であればカロリーの高いごはんやトッピングを行ってあげましょう。
BCS2
毛の短い犬であれば肋骨が少し浮き出ているように見える状態です。体全体は少ない脂肪で覆われていますが、簡単に肋骨に触れることが可能です。
BCS1ほどではありませんが、痩せ気味の状態ですのでフードを多めに与えてあげましょう。
BCS3
一般的に標準体型とされている状態です。見た目はウエストがゆるやかに細くなっており、なでると適度な脂肪に覆われていながら肋骨に触れることができます。
愛犬がBCS3の場合はこの状態がキープできるように食生活や運動を続けていきましょう。
BCS4
体全体が厚い脂肪に覆われており、見た目で肋骨を確認することはできませんが、少し押さえると肋骨を確認できる状態です。
BCS4の場合、やや肥満気味となりますのでおやつを減らす、運動を増やすなどダイエットを行った方が良いでしょう。
BCS5
体全体が厚い脂肪に覆われており、見た目はくびれのない寸胴体型です。見た目はもちろん触っても肋骨が分かりません。健康状態に害を及ぼす危険性のある肥満状態となっておりますので、おやつやドッグフードを減らすなどのダイエットを行いましょう。
BCS5の場合、急に運動量を増やしてしまうと体調を崩してしまう可能性があるため注意が必要です。
ダイエットフードが必要かチェックしてみよう
肥満気味の犬にはダイエットが必要です。しかし、ポメラニアンや狆などの毛が長い犬は見た目で判断することが難しいですし、コーギーやフレンチブルドッグなどの犬種は標準体型であっても太って見える場合があります。
飼い主様だけで判断することが難しい場合は、かかりつけの動物病院でBCSを確認してみましょう。体脂肪測定や愛犬に必要なカロリーを教えてくれる動物病院もありますので、獣医師と相談しながら愛犬にダイエットフードが必要かチェックしてみるのがおすすめです。
ダイエットドッグフードに関するQ&A
ダイエットドッグフードできちんと栄養は取れる？
ダイエットドッグフードであっても、パッケージに総合栄養食の記載がある場合はきちんと栄養が取れるバランスで配合されています。毎日、そのドッグフードのみを与えても栄養が不足してしまうことはないため、安心して与えましょう。
また、体重を減らしたいからといって少なすぎる量を与えた場合は当然栄養が足らなくなってしまいます。パッケージを確認し愛犬の様子を見ながら愛犬の体重や運動量に合わせて適切な量を与える必要があります。
なぜダイエットドッグフードで痩せられるの？
ダイエットドッグフードは必要な栄養素を入れながら脂質や炭水化物など太りやすい栄養素を最低限のみ配合しているため、しっかりと栄養をとりながらダイエットすることが可能です。
また、食べることが好きな犬が満足できるように食物繊維を豊富に含んだフードや、水分量の多いウェットフードと組み合わせることで満足感を得られるドッグフードもありますので、愛犬にあったドッグフードを見つけてあげましょう。
市販と通販どっちがいいの？違いは？
結論から申し上げますとドッグフードを購入する際、市販も通販もドッグフード自体にかわりはないためどちらでも問題ありません。
市販の場合は賞味期限を実際に見て確認することができるなどのメリットがあります。また、通販の場合は重いドッグフードを家まで運ばなくても良いほか、多くの種類のドッグフードの中から選ぶことができるといったメリットがあります。
まとめ
愛犬が美味しそうにフードやおやつをモリモリと食べている姿は可愛いです。しかし、肥満は万病のもとという言葉があるように、肥満はさまざまな病気になる可能性や病気が悪化しやすい状態にある危険な状態です。
そうならないためにも、標準体型をキープしてあげるのが飼い主様の大切な役割です。
ダイエットを行うことで家族の一員である愛犬が1日でも長く健康に幸せに暮らせるようにサポートしてあげましょう。
