今や現代人にとってペットは家族の一員として大切な存在とされています。そんなペットの中も人気なのが犬です。
犬は相手が自分とは違う生き物である人間であってっも序列を作っていると言われております。飼い主としては、家族同然の犬にとって家族の中で一番好きな人に選ばれたいと思いますよね。
今回は犬が好きな人に見せる行動や特徴を理解し自分が可愛がっている愛犬はどのように思っているかなどの解説をしていきます。
目次 -INDEX-
犬が好きな人の特徴
犬が好きな人の特徴は、人間同士の関係でも好かれる物腰の柔らかい人が多いでしょう。いきなり知らない人から触られたり近づかれたりされると人間であっても警戒してしまいますよね。
犬の場合特に、自分とは違う生き物が近づいてくるわけですからさらに構えてしまうことが予測できます。ですので、犬の気持ちに寄り添い様子を見ながら少しずつ距離を縮めることのできる人の方が懐かれることが考えられます。
犬が家族の中で一番好きな人にとる7つの行動やサイン
いくら可愛がっても言葉が通じないので犬がどう思っているかはわかりませんが、犬の行動やサインで少なからずわかることもあります。
犬が家族の中で好きな人にどのような行動をとるのかをいくつかありますので見ていきましょう。
好きな家族にとる行動①お腹を見せる
犬にとってはお腹を見せると言う事は高い確率でリラックスしていて快適である状態と認識してよいでしょう。
犬がお腹を見せる行動は、一緒にいる相手に対して不安感や恐怖心がなく安心している体勢であり、「あなたには敵意がありません」という意思表示だと考えられております。
また、過去にお腹を見せた際に撫でたりかまってあげていたならば、そのことを学習しておりかまって欲しいので甘えているのです。
好きな家族にとる行動②体をこすりつける
犬が自分の体をこすりつけるという行為も好きな家族にとる行動の1つであります。人間も自分が好意を抱いている相手にくっつきたくなりますもんね。同様に犬にとっても体をこすりつけるというのは愛情表現なのです。
人間と違うのは体をこすり、犬の場合は自分の体に相手の匂いをつけていると言われております。これは人間離れした犬の優れた嗅覚を活かしているのだと考えられます。
好きな人の匂いが自分の体からしたら幸せですもんね。
好きな家族にとる行動③相手の顔や口の周りを舐める
犬が相手の顔や口の周りを舐めるというのは、体を相手にこすりつけるのと同じで相手に好意を抱いている際に見られる行動の一つであります。
母犬が自分の子犬に対して行う愛情表現を真似ており、人間でいう頭を撫でるという行動で母が子に愛情を伝えているのと同じものだと考えられております。
したがって愛犬が自分の顔や口の周りを舐めてこられた際には、これは好かれていると考えて間違いないでしょう。
好きな家族にとる行動④帰宅時に尻尾を振って寄ってくる
仕事や用事で出掛けて家に帰ってきた際に飼っている犬が尻尾を振って寄ってきたらそれは、その犬に好かれていると考えて間違いありません。
よくドラマやアニメで嬉しい時に犬が飼い主に尻尾を振るという動作をしていますがあれは現実でもそうで、犬が尻尾を振るということは自分が愛されていると認識し、安心を与えてくれていると感じる事のできる存在に対してする行動なのであります。
また、構ってほしく甘えている時も尻尾を振って寄ってくるのです。
好きな家族にとる行動⑤お尻をくっつけて座る
犬が安心感を感じており、同じ空間にいてもリラックスできる相手にお尻をくっつけて座るという行動をとります。
犬は四足歩行で行動する生き物でありますので、お尻をつけて座っていると言うことは周りに警戒する存在がおらず、構える必要がなく無防備にしていても大丈夫と思っている現れなのです。
また、愛犬があなたに背中を見せているのであれば、尚更あなたのことを信頼しているという表現と言えます。
好きな家族にとる行動⑥その人の近くにいる
犬が好きな人に対して行う行動の一つで近くにいるという行動もそうです。
人間でも好きな相手の近くにいたいですよね?人間同様の心理で、犬も同様に好きな家族に対して自分の近くにいて欲しかったり存在を感じて安心していたいという感情があるがゆえの行動であるといえるでしょう。
また、離れたくなく近くにいるだけでリラックスできる人なので近づいているようです。愛犬に近くに寄ってきてくれた際には好意があると思ってもいいでしょう。
好きな家族にとる行動⑦目を合わせる
犬と目がよく合うという経験があるという人は、それは自分は愛犬から好意を抱かれていると自覚しても良いでしょう。愛犬がよく目を合わせてくるという行動は、数ある犬のコミュニケーションの中でも強い絆や信頼関係が構築されているということの現れであります。
なぜかと言うと犬は相手と目を合わせるということで意思疎通を行い信頼関係をより強固なものにする習性のある生き物なのです。愛犬と目を合わせているか記憶のない人は自分から目を合わせて確認するのも一つでしょう。
犬が家族の中で嫌いな人にとる6つの行動やサイン
先ほどは好きな家族に対する行動やサインの紹介をしていきましたが、その反対に嫌いな人にはどのような行動をとるのでしょうか。
次に紹介する行動に思い当たる節がある方は自分が嫌われているのだと考えてもいいと思われます。それでは順番に見ていきましょう。
嫌いな家族にとる行動①逃げる・距離をとる
犬に寄ってこられず自分に対してや、家族に対してもにげたり、距離をとったりするような行動があれば犬は、苦手であったり嫌いに思っている可能性が高いです。
それは犬は警戒心を抱いている相手には近づこうとせず、人間の方から近寄っても嫌がって距離をとろうとするからです。
人間と人間の関わり方もそうで、苦手に感じたり関わりを避けてたいと考えている相手には逃げたくなったり、距離をとってしまうのと同じですね。
嫌いな家族にとる行動②アイコンタクトをとらない
犬に対して目を合わせたり、アイコンタクトを嫌がったりした行動をとる場合は嫌われてしまっていると思った方がいいでしょう。
目を合わせるということは犬にとっては大事なコミュニケーションの一つであり、その行動をしないということは相手に対して安心できなかったり不信感を抱いているという可能性が高いです。アイコンタクトを行わないのは、信用がない、恐怖心ある、不安感がある、という現れだと考えられています。
嫌いな家族にとる行動③警戒する(吠える・うなる)
飼っている犬が自分や他の家族に吠えたり、唸ったりしている行動が見受けられるのであればそれは、対象の人物を好ましく思っておらず警戒心を強く抱いている可能性が非常に高いです。
犬が相手に対して吠えたり、唸ったりという行動は威嚇行動の一つでありますので、脅威を感じていたり拒否反応という感情を示しております。
嫌いな家族にとる行動④おやつをあげても食べない
おやつをあげても食べないのであればそれは相当嫌われている可能性が高いです。おやつは犬にとって魅力的に感じられるように作られています。
また食欲が旺盛な犬にとって、おやつを食べないということはあたえてもらった相手に対して不快感や不信感があるという意思行動のひとつと言えます。
おやつと言えばご褒美でありますが、そんなことよりも食べないという選択をするということは相手からのはいりませんということを示しているのです。
嫌いな家族にとる行動⑤近くにいると尻尾を下げる
犬の嫌いな相手にとる行動の一つとして近くにいると尻尾を下げるという行動をします。自分や家族の誰かが近づいたり、同じ部屋や同じ空間にいる際に尻尾が下がっているのを発見したら、それは嫌われていると考えたほうがいいでしょう。
犬は自分自身がリラックスできる環境でなかったり、恐怖心を感じている場合に尻尾を下げて自分の意思を示しているとされています。犬にとって尻尾の上げ下げは心の意思表示だと考えてもいいと言えるでしょう。
嫌いな家族にとる行動⑥呼んでもこない
飼っている犬の名前を呼んでもこないという人は、その場合は嫌われている可能性が高いです。または、犬よりも序列が下に見られている可能性もあるでしょう。
呼んでもこないというのは、呼んでくれた相手に対して無視しているということなので関わる事に不快感を抱いているとされています。人間でも嫌いな相手に対する行動で無視するということはよくある話です。
しかし、シニア犬などは耳が聴こえにくくなっている事が考えられますので、歳を重ねるまでの愛犬のとの信頼関係を思い出すと良いですね。
愛犬に家族の中で一番好きになってもらう6つの方法
自分の可愛がっている愛犬に家族の中で一番好きになってもらいたいですよね。
あまり愛犬に好きに思われていないと感じている人や誰よりも愛犬との絆を深めたい!と思っている方にとっておすすめの方法を紹介しますので是非参考に。
愛犬とお散歩に行く
愛犬に家族の中で1番好かれたいのであれば、愛犬とのお散歩にみずからすすんでいくことをおすすめします。愛犬と絆を作るのに一番良い方法とされているのが「日々のお散歩に行く」ということです。
散歩を愛犬とするということは愛犬からしてみれば外へ散歩に連れ出しに行ってくれる人という認識になりますので、嬉しい事をしてくれる存在だという考えになるでしょう。
また、散歩は身体を動かしますので犬にとってストレス発散になる行動の一つでありますので一緒に散歩するということは非常に有効な行動だとされています。
愛犬と一緒に遊ぶ
愛犬と一緒に遊ぶことは愛犬との距離を縮める有効な手段の1つと考えていいでしょう。遊ぶということは犬にとって行動欲求を満たしてあげるのと同時にストレスの発散にもなりますので、遊びを一緒にするということは絆が深まること間違いありません。
また遊ぶ際はのびのびと遊ばせてあげることが非常に重要です。愛犬に合った遊びを一緒にしてあげ、関係をより強固なものにしていきましょう。
食事やおやつを与える
食事やおやつをあたえることにより関係が深まることは間違いありません。食事やおやつをあたえるということは自分の空腹を満たしてくれる存在となりますので安心できる相手へとなるでしょう。
人間も空腹を満たしてくれる存在へは安心感と忠誠心が少なからず芽生えます。愛犬も同じだと考えられているので積極的に与えることをおすすめします。
食べてもらえないという人も何度も継続して挑戦することで愛犬の警戒心は和らいでいくでしょう。
愛犬な苦手なものを身につけない
愛犬に嫌われない行動の一つとして苦手なものを身につけないのは基本となります。犬の苦手なものと言いますと大きな音の出る装飾品や、匂いの強いものである香水などがあげられますので注意が必要です。
大きな音がでるものや、匂いの強いものは、犬が聴覚と嗅覚が人間より相当優れているということから苦手と言われています。
愛犬の前では大きな音が出るものや、つよい匂いをまとうものなどを身につける事をやめておくようにしましょう。愛犬が不快感を感じることがなくなり愛犬との距離も縮まると思われます。
愛情をもってしつけする(必要以上に叱らない)
愛犬には愛情をもってしつけをするようにしましょう。犬にとってはしつけは大切なことでありますが、必要以上に叱ってしまうと愛犬は嫌に感じてしまいます。
人間のこどもと同じで、感情的に理不尽に怒るということは、犬からも「恐怖の対象」と認識されるおそれもあります。
愛犬に社会性を身につけさせたい思いでつい力が入ってしまいがちですが、しつけにより愛犬が恐怖心を抱いてしまい信用がなくなってしまっては元も子もありません。
そのため、愛犬の性格を見極めて的確にしつける事が重要だとされています。しつけといっても叱るだけではないので褒めることも意識してあげましょう。
マッサージをする
愛犬にマッサージをしてあげることで好きになってもらえるスキンシップのひとつです。犬はマッサージされていると心地良くなり、それは相手に対しての安心感へと繋がります。
犬と同じように人間である私達もマッサージしてもらうと心地よくなりますよね。犬によっては心地よく感じる場所が違ったり、その時の気分や体調次第では不快に感じることもあります。
愛犬の様子をみながらマッサージといったスキンシップ・コミュニケーションをとっていきましょう。
犬が家族の中で一番好きな人に関する気になる質問
犬が家族の中で一番好きな人 まとめ
今回は犬が家族の中で1番好きな人についてまとめました。犬が好きな人に見せる行動やサイン、反対に嫌いな人に見せる行動やサインを紹介をしましたが、犬によって個性がありますので必ずしも紹介した通りなわけではありません。
犬も人間と同じで感受性を持った生き物ですので、愛情をもって接すれば必ず愛情を感じてくれるはずでそれは好意にも繋がると思われます。愛犬の事を観察して愛情をもって接し、今まで以上に好かれる飼い主を目指しましょう。