鼻ぺちゃで大きな目が特徴の狆(ちん)は、愛嬌のある表情と穏やかな性格が人気の小型犬です。
その外見から中国原産の犬と思われることもありますが、実は日本が原産で日本の国犬としても指定されています。
狆(ちん)は「日本書紀」にも登場するほど歴史があり、海外では「ジャパニーズ・チン」という犬種名で日本犬として初めて海外のケネルクラブに公認されました。
性格は犬と猫との中間と表現される不思議な魅力を持っています。この記事ではそんな狆(ちん)の歴史から飼い方のコツ、かかりやすい病気などを紹介していきます。
目次 -INDEX-
狆(ちん)の基本情報
歴史
狆(ちん)のルーツは所説ありますが、チベット原産のチベタン・スパニエルや、中国原産のペキニーズと近しい血統のようです。
日本では奈良時代にあたる730年頃に、韓国から日本の宮廷に送られた犬が狆の祖先になったといわれています。
江戸時代には将軍や大名の間で愛玩犬として愛され、裕福な町民は狆(ちん)を飼うことがステータスとなっていきました。5代将軍の徳川綱吉も狆を溺愛していた話は有名ですね。
江戸時代の末期、黒船で来航したペリーが狆を連れ帰り、そのうち1頭(2頭の説もあり)をイギリスのビクトリア女王に献上します。
狆(ちん)の愛らしさは欧米でも人気となり、日本犬では初めて海外の畜犬団体で犬種登録がされることになりました。
江戸時代以降では花柳界で飼われることが多かった狆(ちん)ですが、第二次世界大戦により日本での頭数が激減します。その後、海外からの逆輸入というかたちをとり、日本での飼育数も安定していきました。
犬種名の由来は「ちいさいいぬ」という言葉が縮まって「ちぬ」「ちん」と変化したと言われています。
大きさ(サイズ)
- オス
- 体高 25~27cm
- 体重 4~6㎏
- メス
- 体高 23~25cm
- 体重 3~5㎏
※体高…地面から肩の位置の数値 体長…胸からお尻のでっぱりまでの数値
メスはオスよりもやや小さめです。大きさに個体差が出やすいため、平均よりも大きくなることがあります。
体高と体長がほぼ同じのスクエア型をした体形で、シルクのようになめらかな被毛がとても美しいです。
アンダーコートのないシングルコートが基本ですが、狆(ちん)はダブルコートをもっている個体も存在します。そのため、抜け毛が比較的少ないと言われながら、個体によっては抜け毛が多くなることもあります。
毛色はブラック&ホワイトとブラック&レッドの2カラーで、どちらも豊富な飾り毛がとても優雅な印象です。
寿命
狆(ちん)の寿命は12歳~14歳で、小型犬の平均寿命とほぼ同じです。遺伝性疾患は比較的少なく丈夫ですが、肥満になると関節を痛めたり心臓病を発症することもあります。
また、短頭種特有の呼吸器疾患や熱中症にも注意が必要です。
目の大きな狆(ちん)は眼球に毛が入ったり、鼻が短いので何かにぶつかるなどして目を怪我することがあります。目ヤニや涙が多くないかなど、普段から目の状態を観察しておくようにします。
普段の食生活や運動などで防げる疾患もたくさんあるので、しっかり管理してあげましょう。
狆(ちん)の性格
陽気でフレンドリー
狆(ちん)は、とても陽気で明るい性格をしています。あまり人見知りをせず他の犬ともとても友好的に接します。
小動物や猫などに対しても攻撃性はほとんどみられない優しい性格です。争いを好まず、多少のことでは動じない落ち着きと寛容さをもっています。
遊び好きで活発ですが、興奮しすぎることがないので比較的扱いやすいでしょう。見知らぬ人や来客にも愛想よくふるまうので、番犬には向いていません。
飼い主さんに対しては従順で愛情深く接します。聡明で聞き分けがいいのでしつけで困ることは少ないでしょう。
大人しく甘えん坊
とても大人しく落ち着いた性格をしています。物静かでいたずらも少ないため、静かな環境を好む家庭にオススメの犬種です。
無駄吠えもほとんどなく、集合住宅での飼育にも比較的向いているといえるでしょう。
とても甘えん坊なので、常に飼い主さんの側にいたがります。いつも膝に乗りたがったり、部屋の中を飼い主さんの後追いをしたりすることもあるでしょう。
それでもあまり騒ぎ立てることがなくマイペースなところが、狆(ちん)の性格は犬と猫との中間のようだと表現されることがあります。
繊細で頑固な面も
狆(ちん)は繊細で飼い主の言動に敏感です。構ってもらえなかったり、叱りすぎてしまうとストレスになってしまいます。
また、乱暴に扱われることの許容範囲が狭いので、小さな子どもには優しく接するように教えておきましょう。
一度嫌な経験をすると、なかなか受け入れてくれなくなる頑固な一面もあります。ブラッシングやトリミング、歯磨きなどは子犬のうちから嫌がらないように教えていくとよいです。
とくにしつけに困ることのない穏やかな性格ですが、なるべく恐いものや苦手なものを作らないように、社会化期ではたくさんの経験をさせておくようにします。
狆(ちん)に必要な運動量
狆(ちん)は小型犬ですが、とても活発な犬種です。お散歩は毎日2回、それぞれ20~30分程度行いましょう。他の犬と遊んだりすることも好きなので、時々ドッグランなどに連れていくのもおすすめです。
室内ではボールやロープを使ってコミュニケーションを取りながら遊んであげましょう。
それほど多くの運動量は必要としない犬種ですが、構ってもらえるのがとても好きです。なるべく一緒に遊んであげることでストレス発散になり情緒が安定します。
一人遊びも得意なので、転がすとおやつが出てくる知育トイなどもおすすめです。
狆(ちん)の飼い方
ポイント1 温度管理と熱中症対策
狆(ちん)は暑さや寒さが苦手で、温度の変化に弱い犬種です。特に日本の夏は高温多湿で、鼻の短い短頭種には十分な注意が必要となります。気管が短く、体温調整がうまくできないためです。
夏は室内の気温は25℃を保てるようにしましょう。その他、体を冷やせるような冷却シートなどの使用もおすすめです。夏のお散歩は、気温の低い早朝や夜などの時間帯を選んで行くようにします。
その際、必ず地面の熱さをチェックするようにしてください。体高の低い小型犬にとって、地面の熱さで熱中症をおこすこともあります。
寒がりなので冬はヒーターやエアコンで室内を暖かく快適に過ごさせるようにします。お散歩では洋服を着せるなどして防寒してあげると良いですね。ケージやクレートには暖かい毛布などを入れてあげましょう。
ポイント2 被毛のお手入れ
長毛で毛量も多いので、毎日ブラッシングをして美しい被毛を保つようにしましょう。
狆(ちん)はストレートでしなやかな毛質をしているので、スリッカーブラシよりも先端の丸くなっているピンブラシをおすすめします。特に飾り毛の部分は毛玉になりやすいので、丁寧にほぐすようにします。
長毛ですが、ある程度の長さで伸びなくなるのでカットをする必要はありません。お手入れをしやすいように部分的にカットしたり、トリマーさんと相談しながらおしゃれなカットスタイルを楽しんでもよいですね。
シャンプーの頻度は、汚れたなと感じた時に行う程度で良いでしょう。洗いすぎは必要な皮脂まで取れてしまい皮膚疾患の原因になるので注意してください。
ポイント3 室内での事故を防ぐ
狆(ちん)はとても身軽に室内を走り回ります。事故を防ぐためにも、滑りやすい床や、階段などにはマットを敷くなどの対策しておくとよいでしょう。
段差のあるソファやベッドにはステップを置いてあげると骨や関節への負担を和らげてくれます。高いところが好きな傾向があり、気付いたら窓辺やテーブルの上に上がっていたなんてこともあります。いたずらや事故を防ぐためにも、高いところに上がらないよう対策をしておいた方がよいでしょう。
甘えん坊なので、室内で飼い主さんについて歩き回ることがあります。ドアの開け閉めに注意をし、家具などの狭い隙間はなくしておくようにします。
お留守番中はかならずケージかクレートに入れ、留守中の事故を防ぎましょう。
狆(ちん)のかかりやすい病気・疾患
膝蓋骨脱臼(パメラ)
膝蓋骨と呼ばれる膝のお皿が外れることで発症する、活発に動き回る小型犬に多い疾患です。
先天的に患っている場合と、外傷的要因でなる場合があります。脱臼すると痛みがあるので、遊んでいる最中に鳴いたりスキップするような不自然な歩き方をします。
室内で滑りやすい床にはマットを敷くなど、脚に負担をかけない環境を作ってあげることで予防できるでしょう。
また、肥満になることで足腰に負担がかかり発症しやすくなる場合もあります。肥満は小型犬特有の心臓病の原因にもなることがあるので注意が必要です。
眼疾患(角膜損傷)
狆(ちん)は目が大きく鼻が短いので何かにぶつかったり、自分の脚で目をかいて角膜を傷つけてしまうことがあります。
痛みがあるのでまばたきを頻繁にしたり、眩しそうに目を細めたりします。涙も多く出るので目の周りが濡れて、涙やけを起こすこともあります。進行すると眼球が白く濁り、痛みも増すので異常に気が付いたらすぐに動物病院を受診しましょう。
その他、結膜炎や白内障、緑内障などの眼疾患にかかりやすい犬種です。常に目の状態をチェックしておく必要があります。
呼吸器疾患(鼻腔狭窄)
狆(ちん)は先天的に鼻の穴が狭いために、興奮すると呼吸困難を起こす鼻腔狭窄を発症しやすいです。遊んでいる最中などでは興奮させすぎないように注意しましょう。
短頭種は鼻から肺への気管が短いので、呼吸器の疾患も多い傾向があります。「ゲーゲー」「ゼーゼー」などの異常な呼吸音がする気管虚脱や、いびきがひどくなる軟口蓋伸長症にも注意が必要です。
呼吸器の異常は症状が分かりやすいので、少しでも気になったら動物病院を受診しましょう。早期発見で症状をやわらげることができます。
狆(ちん)におすすめのドッグフード
【全年齢向け】狆(ちん)におすすめのドッグフード
モグワン
価格 | ¥4,356(税込)/1.8kg |
内容量 | 全年齢 |
主原料 | チキン |
原産国 | イギリス |
小型犬の中には食が細かったり、偏食なワンちゃんがいます。飼い主としては毎日のご飯は美味しく、栄養をしっかり摂ってほしいですよね。
モグワンは新鮮なチキンとサーモンをふんだんに使用し、免疫機能を高める動物性タンパク質が全体の50%以上を占めています。
袋を開けた瞬間にお肉とサーモンの香りが広がり、素材そのものの香りでワンちゃんの食いつきも抜群です。
シルキーで美しい被毛が自慢の狆が摂取しておきたい、魚油由来のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランスよく含まれています。
オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸は犬の体内では合成できない必須脂肪酸のひとつで、皮膚と被毛の健康を内側からサポートしてくれます。
犬が消化しにくい、とうもろこしや小麦はいっさい使用していないグレインフリーです。小粒なので、鼻ぺちゃの狆でも食べやすい形状になっています。
【パピー・老犬向け】狆(ちん)におすすめのドッグフード
ぺトコトフーズ
価格 | ¥5,280(税込)/150g×12パック |
対応年齢 | 全年齢 |
主原料 | ビーフ/チキン/ポーク/フィッシュ |
原産国 | 日本 |
特にシニアのワンちゃんには、体調面でもいろいろ気になることも出てきますよね。そんな悩みを一気に解決してくれるのがペトコトフーズのオーダーメイドフードです。
ペトコトフーズは愛犬のためにカスタムされた新鮮なフードが届くサービスで、まるで手作り食のようなクオリティのドッグフードが定期的にご自宅に届きます。
公式ホームページから愛犬の年齢や体重、犬種、健康上の悩みなどの10項目の質問に答えることで、その子に合わせた栄養バランスやカロリーにも配慮したオーダーメイドのフードを提案してもらえます。ダイエット中のワンちゃんにも嬉しいサービスですね。
冷凍された状態で届くので、レンジで加熱して与えます。賞味期限は未開封で冷凍しておけば約10カ月、開封後は冷蔵庫で4日です。150gずつ小分けされているのも無駄にならず経済的です。
食材は人間が食べられる基準のヒューマングレードで食いつきも抜群です。狆は少食な傾向があるので、少量でもしっかり栄養がとれるペトコトフーズをおすすめします。
狆(ちん)のしつけのポイント
- 褒めて伸ばす
- 根気よくしつける
- 遊びの中にトレーニングを取り入れる
- 社会化期にたくさんの経験をさせる
飼い主に従順で賢い犬種なので、しつけについてはそれほど困ることはないです。繊細な面があるので、叱りすぎないようにします。
叱るときは短く感情をいれずに、褒めるときは感情をいれてたくさん褒めるようにします。うまくいかない時でも根気よく教えていきましょう。
遊び好きなので、トレーニングにも遊びの要素をいれるとたくさんの事を覚えてくれます。コミュニケーションをとりながら飼い主さんも楽しめるとよいですね。
社会化期にたくさんの経験をさせておくと、どんな時にも落ち着いていられます。小型犬特有の神経質な面を出させないためにも、家以外のさまざまな刺激に慣れさせておくことが大切です。
狆(ちん)を飼う前の準備
- 迎え入れる費用について
狆(ちん)の子犬の価格は20~50万円で、平均購入価格は40万円です。オスよりもメスの方が高価な傾向で、ペットショップでは月齢が高いほど安くなります。
ブリーダーから購入する場合は両親犬の血統や、毛色のバランス、顔つきなどで値段が変わってくることが多いです。
- クレートやケージ
- 食器
- おもちゃ
- トイレ
- 首輪、リード
- ペットキャリー
- ブラシやシャンプーなどのお手入れ用品
ドッグフードはブリーダーやショップで食べていたものを購入すると間違いないでしょう。
飼育環境を整えるために、絨毯やマットレスを敷いたり、ペットゲートを取り付けたりといった費用も考えておく必要があります。
生体価格+3~5万円ほどの予算をみておくとよいでしょう
- 飼い始めてからかかる費用について
お家に迎え入れてまず必要になるのが、畜犬登録や各種予防ワクチンの接種になります。動物病院によって値段が変わってきますので、おおよその目安として参考にしてください。
- 畜犬登録(3000円前後)
- 狂犬病の予防接種(3500円前後)
- 混合ワクチン(5000~8000円前後)
繁殖の予定がなければ、避妊手術(3~5万円)、去勢手術(2~3万円)も考えておきます。
- 狂犬病予防注射(3500円前後)
- 混合ワクチン(5000~8000円前後)
- フィラリア薬(1000円×7カ月分)
- 健康診断(5000~1万円)
その他、毎月かかる費用はドッグフード、ペットシーツ、おやつ、シャンプー代、洋服代となります。
万が一の病気や怪我に備えて、ペット保険への加入も検討してみましょう。
- どこから迎え入れるのか
狆(ちん)はペットショップで見かけることはあまり多くはありませんが、お店のHPなどで子犬の情報を知ることができます。お気に入りの子犬がいたら問い合わせて会いにいってみましょう。
ペットショップでは飼育用品など必要なものをその場で揃えることができるので、あまり迷うことがありません。生体価格を分割で支払うこともできるので、初期費用が安く済むこともメリットです。
ブリーダーからお迎えする場合は、ネットなどの情報から問い合わせて実際に犬舎を訪ねてみましょう。両親犬やきょうだい犬に合わせてもらえたり、飼育のアドバイスもしてもらえるのがメリットです。
血統にこだわりがあったり、多くの子犬の中から選びたいときには、ブリーダーからのお迎えをおすすめします。
最近では保護犬を家族に迎えるという選択をする人が増えました。しかし狆(ちん)の里親になりたいという場合は難しいかもしれません。狆(ちん)は飼いやすいので、里子に出されることがとても少ないからです。
狆(ちん)の飼い主の本音【飼いやすい?飼いにくい?】
飼いやすいという声
「無駄吠えがなく、とても大人しくて飼いやすい」
「とても高貴な美しい犬です。お手入れのしがいがあります」
「ツンデレかと思えば、すごい甘えてくる、まさに猫のような性格」
「とてもフレンドリーなので、お友達のわんこがたくさんいます」
「吠えないので宅配便のおにいさんにも可愛がってもらってます」
「愛嬌があってとても可愛い! しつけもしやすくて飼いやすいです」
狆(ちん)は初めて犬を飼うという家庭にもぴったりの犬種です。あまり困ることがないというコメントが大多数でした。吠え癖もあまりないので、集合住宅や静かな環境を好む飼い主さんにも向いていますね。
触り心地のよい美しい被毛をお手入れする時間が好き、という飼い主さんもいました。和犬のイメージとは少し違いますが、どこか高貴で凛々しい雰囲気が日本的です。
飼いにくいという声
「毛の手入れが大変です。抜け毛も結構あります」
「寂しがり屋でお留守番が苦手です」
「甘やかしてしまったせいか、わがままです」
「いびきがかなりうるさいです」
「暑がりで寒がりなので、光熱費がけっこうかかります」
「目の病気で治療費がかなりかかりました」
狆(ちん)は一般的に抜け毛は少ないと言われていますが、意外に抜け毛が多いというコメントもみられます。シングルコートとダブルコートで個体差があるようです。
とても飼いやすい犬種ですが、甘やかすことで飼い主への依存が大きくなったり、気が強くなることがあります。甘え上手なので、日頃から犬のいいなりにならないように気を付けましょう。
狆(ちん)の可愛い癒し画像集
狆(ちん)に関するQ&A
【Q1】狆(ちん)とペキニーズの違いはなんですか?
外見が似ているので混同されがちですが、大きな特徴の違いがあります。ペキニーズは狆(ちん)と比べてより鼻が低く、丸みをおびた体形をしています。狆はやや鼻が長めで手足が長く、すらりとして凛々しい印象ですね。
毛色のバリエーションはペキニーズの方が豊富ですが、狆(ちん)は白と黒、白と茶の2パターンしかありません。毛量はペキニーズの方が多く、全体的にモコモコしています。
ペキニーズは独立心旺盛でクールですが、狆(ちん)は穏やかで優しく甘えん坊な性格です。
【Q2】狆(ちん)を飼いたいのですが、お留守番ができるか心配です。
とても甘えん坊なので常に飼い主の側にいたい犬種です。お留守番は少し苦手ですが、子犬の時期から練習をすることでお留守番もできるようになります。
最初は数分から始めて、少しずつ時間を伸ばしていきます。飼い主は必ず帰ってくると理解させてあげることが大切です。
お留守番中は事故やいたずらを防ぐためにもケージやクレートを利用しましょう。大好きなおもちゃやガムなどを一緒に入れてあげて、お留守番の時間も楽しく過ごさせてあげましょう。
【Q3】高齢者と子どものいる家庭です。狆(ちん)は飼えますか?
優しく大人しい性格の狆は、高齢者や子どものいる家庭にもぴったりの室内犬です。甘えん坊で、よく人の膝の上に乗りたがります。
お散歩で強くひっぱることもないので、高齢者や子どもでも楽にお散歩することができます。
乱暴に扱われたりしつこくされることが苦手なので、小さな子どもには狆(ちん)に優しく接するように教えましょう。