子犬の食糞を見つけてしまったあなた。
初めて食糞しているところを見ると、衝撃ですよね。
食糞してしまう子犬は意外と多く、たくさんの飼い主がどうやって食糞をやめさせようかと悩んでいます。
この記事では子犬の食糞がいつまで続くのか、食糞してしまう理由などについて解説します。
目次 -INDEX-
子犬の食糞はいつまで続く?
子犬の食糞は、5ヶ月〜1歳前後でしなくなると言われています。
ですが、中には、成犬になっても食糞の癖が抜けずに続けてしまう可能性があります。
厳密に、年齢が上がれば止まるというものではないため、対策をしつつ早く食糞しなくなるようにしたいですね。
そもそも食糞する子犬としない子犬がいる!
全ての子犬が食ふんするわけではない
そもそも、子犬が食糞するものというわけではありません。
中には、一回も食糞せずに成長するわんちゃんもたくさんいます。
食糞をすることで、愛犬の悪影響があるわけではありませんが好ましくはありません。
ペットショップの子犬は食糞しやすい?
ペットショップの子犬は必ず食糞するということではないですが、環境的に食糞しやすい環境であることが多いです。
- うんちをした後にすぐに片付けられていない
- 狭いケージの中でストレスが溜まっている
- フードの量が足りずにうんちを食べてしまう
などのことが考えられます。
実際、ペットショップから迎えた子犬は食糞の問題を抱えている場合が多いです。
ペットショップから子犬を迎える際は、そのショップの環境をしっかり確認してから迎えてください。
子犬が食糞してしまう理由
ごはんや栄養が足りていない
ご飯が足りていない場合、空腹が原因で食糞してしまいます。
うんちには、ご飯の香りが残っているので、食欲をそそられてうんちを食べてしまいます。
食糞させないために、食事の量を規定範囲内で増やしたり、おやつをあげてできるだけ空腹が原因で食糞しないようにしてみてください。
ストレスを感じている
ストレスを感じで、食糞する子犬も多いです。
運動不足、お留守番の時間がない、落ち着ける環境ではない場合などで、ストレスを感じてしまった時に、ストレスを抑えるために食糞をします。
自分の寝床をきれいにするため
犬はとても綺麗好きです。
クレートで子犬を飼っている場合、うんちが自分の寝床であるクレートやケージにそのままにされているのを嫌い、片付ける意味で食糞してしまうことがあります。
ケージの中にトイレを設置する場合は、ベッドから距離を離したり、すぐにうんちを片付けてあげることで食糞を防げるでしょう。
興味本位・好奇心
食糞をする原因として、興味本位や好奇心でうんちを食べてしまうことがあります。
一度興味本位で食べてしまうと、癖になったり食糞を食べることが楽しくなったりしてしまうこともあるので、まずは食糞をさせない、癖になる前にきちんと対処することがおすすめです。
食糞をやめるまで1〜2年待つのは大変ですよね。
愛犬と素敵な生活を送るためにも、できるだけ早めに食糞は直した方が良いです。
暇、退屈だから食べている
人間でも暇だからしてしまう癖ってありますよね。
子犬の場合も同じ。退屈で誰も遊んでくれないから、食糞して暇を紛らわせることもあるでしょう。
暇なのが原因で食糞をしてしまっている場合は、しっかり遊んであげる、しっかり運動をさせることで、子犬を疲れさせるのも食糞をやめさせるコツです。
飼い主の興味を惹くため
子犬は飼い主の興味や注目を引くことが大好き。
子犬が食糞をしているときに「だめ〜!」と愛犬に興奮気味で言ってしまっているのが原因かもしれませんよ。
食糞=飼い主に構ってもらえる・喜んでもらえる
と学習してしまうと、興味を惹くことを目的で食糞を繰り返してしまいます。
子犬の食糞をやめさせる方法
うんちをしたらすぐに片付ける
食糞をやめさせるための基本は「うんちをしたらすぐに片付ける」です。
子犬は、うんちの回数が多く毎回ずっとそばにいれるわけではないので難しいこともあるかと思います。
1日の中で、家にいるときはできるだけすぐに片付けるを徹底しましょう。
月齢が上がると、基本的に食事の後にうんちをするわんちゃんが多いので、片付けやすくなりますよ。
うんちから意識を遠ざける
うんちをした後に、子犬がすぐにうんちをクンクン嗅いだり、トイレを気にしている場合は、トイレをした後にすぐに意識を逸らしてあげましょう。
うんちをした後に、子犬を呼んで褒めてあげましょう。しっかりトイレにできたことをおやつをあげて褒めるのも効果的です。
そもそも食糞させないために、うんちに意識が向かないようにしましょう。
食ふんしてもリアクションしない
子犬が食糞した時にリアクションするのは禁物。
だめっと言っていても、あなたの声のテンションを子犬は「褒められた」「注目してもらえた」と思ってしまう可能性があります。
その場合、飼い主を喜ばせようと繰り返し食糞してしまいかねません。
もし、食糞してしまっても「無言」でうんちを片付けてください。
食事の量を見直す
空腹で食糞をしてしまう子犬の場合は、食事の量を増やしてみてください。
子犬は、まだ胃腸が成長しきっておらず、サイズも小さいため一気に食べることができません。
1日2〜4回に分けて食事を与えるのが一般的ですが、子犬の月齢に合った頻度で適切な量を与えられていない場合は、回数を工夫してみるのも手です。
ドッグフードの回数や量について不安がある方は、獣医師に相談してみてください。
寄生虫がいないか検査する
寄生虫がお腹にいる場合、栄養分を寄生虫に奪われるので栄養が不足してしまいます。
失われた栄養を補うために、食糞をしてしまう場合があります。
いろんな対策をしても食糞を繰り返してしまう場合は、一度寄生虫の検査をお勧めします。
ドッグフードを変えてみる
食糞をする原因が「美味しそうな匂い」の場合は、うんちのにおいが抑えられたドッグフードをお勧めします。
うんちをいい匂いと思わせなければ、食糞は減っていくでしょう。
また、ビターアップルというしつけスプレーをうんちに振りかけることで、うんちは美味しくない、苦いものだと学習させる方法もあります。
実際、これは筆者が試して効果があった方法なので、まだ試していない方はぜひ試してみてください。
【調査】成犬になっても食糞する犬はいるの?
成犬でも食糞が治らないわんちゃんがいるのかリサーチしました。
結果、2歳を超えて食糞をやめられていなわんちゃんは発見できませんでした。
大体の場合、遅くても1歳前後で自然と食糞しなくなることが多いようです。
子犬の食糞が治らないときは獣医やトレーナーに相談しよう
子犬の食糞が長引いてしまっている場合は、獣医師やドッグトレーナーに相談してみましょう。
食糞は、環境整えたり、対策することである程度辞やめさせることができます。
食糞をできるだけ早く辞めさせて、素敵な時間をお過ごしください。